「A5301T」でムービーメールを試す(1/3)auの最新端末「A5301T」は、動画の撮影・送信に対応した端末だ。KDDIが力を入れる動画戦略の中で、先陣を任せられた端末の動画撮影機能は、どこまで使えるものなのだろうか
KDDIが発売した東芝製端末「A5301T」の最大のウリといえば、「ムービーメール」だ。最大15秒の動画を撮影してメールで送信できるというもの。 画質は? 料金は? 気になるムービーメールをチェックしていこう。
まずはA5301Tで撮影した動画の一部を見てみよう。
「その差、歴然。キレイ・なめらか・15秒」──とはA5301Tのパンフレットの言葉。これがJ-フォンのムービー写メールを意識してのものなのは間違いないところ。では、その差はどの程度のものなのだろうか。 映像の瞬間を切り取った画質を見ると、ムービー写メールのほうに軍配が上がりそうだ。ムービーメールではMPEG特有のブロックノイズが激しく、細部がつぶれてしまっている。ムービー写メールのほうは、全体ににじんだ感じはするものの輪郭をきれいに描いている。 ただし、滑らかさでは圧倒的にムービーメールが勝る。ムービー写メールが秒2コマ以下なのに対し、ムービーメールは秒7コマ前後。動きのある被写体でも滑らかに撮影できる。 撮影秒数と撮影サイズでもムービーメールが勝る。A5301Tでは5秒/10秒/15秒から撮影秒数を設定でき、5秒しか撮影できないムービー写メールを大きく凌ぐ。撮影サイズも、80×60ピクセルのムービー写メールに対し、96×80ピクセルと一回り大きい。
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