ドコモ、4G向け100Mbpsの伝送実験に成功ドコモは、第4世代移動通信システム向けに行った、下り最大100Mbpsの伝送実験に成功した
NTTドコモは、第4世代移動通信システム向けの無線アクセス実験装置を使った実験において、下り最大100Mbps、上り最大20Mbpsの伝送実験に成功した。 これは、2010年頃をめどに実用化が期待される、4G向け無線アクセス方式の実証を目的に行われた実験。基地局装置と移動局装置で構成された無線アクセス実験装置を使って行われ、無線アクセスの方法には「VSF-OFCDM」(可変拡散率直行周波数・符号分割多重)が使われた。 第4世代移動通信システムについては、総務省が「下り伝送速度を50〜100Mbps程度」という考えをを示しており(2001年7月19日の記事参照)、ドコモはシステム装置を試作していた(3月18日の記事参照)。今回のドコモの実験は、携帯電話でその基準を満たす伝送が可能なことを実証したことになる。 第4世代移動通信システムは、国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)においてビジョンの検討が進行中。国内では総務省情報通信審議会答申で2005年までの要素技術確立と2010年の実用化を目指すとしている。 関連記事 ドコモが第4世代移動通信システム装置を試作 下り100Mbps以上 第4世代移動体通信のスケジュールが見えてきた。通信方式には「VSF-OFCDM」を利用。現在仕様検討・試作を行っており、夏頃には接続試験・実験を開始する。試作機の開発にはNECが当たる 第4世代携帯電話は100Mbps──総務省 総務省が提示した第4世代携帯電話は、100Mbpsの伝送速度を持ち、無線LANやデジタル地上波放送とシームレスな連携が可能な夢の携帯電話。2010年の登場を目指している EricssonとVodafone、3Gの速度が大方は384Kbpsと認める Ericsson、Vodafoneが次世代携帯電話ネットワークの帯域幅がこれまで伝えられてきたものより低いレベルに留まる可能性があると認めた 関連リンク ニュースリリース [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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