Mobile Weekly Top10
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1位 | 「3D液晶」が携帯に?〜シャープ、三洋 | ||
2位 | W-CDMA陣営の失速に懸念〜KDDI小野寺社長 | ||
3位 | 「P504i」の分解モデルも〜CEATEC、松下 | ||
4位 | 「A5301T」でムービーメールを試す | ||
5位 | 写真で見る、XScale搭載CLIE「PEG-NX」シリーズ | ||
6位 | あなたの一票が次期端末に〜三洋3G携帯 | ||
7位 | シャープ、VGA液晶のザウルスを参考展示 | ||
8位 | 新型CLIE発表、Palm OS 5+XScale/200MHz搭載 | ||
9位 | ケータイ技術研究所5:最強のiショット端末を探る | ||
10位 | 「いったいどれが迷惑メール?」〜対策の盲点 |
先週のアクセスランキングで1位になったのは、シャープと三洋電機がCEATEC JAPAN 2002で展示した「3D液晶」についての記事。一見普通の液晶ながら、左右の眼の視野角を利用して立体映像を見せるものだ。
特にシャープ製の3D液晶は2D表示との切り替えが可能であり、10月から2インチクラスの量産を始めるなど、搭載機器の登場の近さを予感させる。
さて、記事でも指摘したが、3D液晶の最大の懸念はコンテンツだ。普通の静止画から立体映像を構築できるわけではなく、専用のコンテンツが必要になる。簡単に3D化できるのは、現在Javaアプリケーションとして提供されている3Dポリゴン映像など。ゲームを立体化するには、奥行き情報を持たせる必用があるし、“立体グラビアアイドル”を実現するには2つのカメラで撮影しなくてはならない。
技術はすごいのだが、残念ながら、3D液晶のすごさを実感できる機会はなかなかないかもしれない……。
で、ちょっと“お馬鹿な”アイデアを思いついた。3D液晶は原理上、同じものを別の角度から見た2枚の画像があれば立体表示できる。では、携帯に2つのカメラを搭載すればいいのではないか?
2つのカメラの間は、人間の左右の眼程度の間隔を空ける
電池ボックスのあたりに2つ目のカメラを搭載し、端末を横にして、2つのカメラで同時に撮影すれば、ちょうど角度のずれた2つの画像ができあがる。これを3D液晶で表示すれば、あらびっくり、立体写真のできあがり──となるはず。
その画像をメールで送信しても、相手が3D液晶対応なら立体だし、「立体動画メール」だって不可能じゃない。
実現はコストの問題などもあってちょっと難しそうだが、3D液晶向けのコンテンツを増やすということだけ考えれば、効果的(?)な方法かもしれない。
[斎藤健二, ITmedia]
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