「J-SH52」の強化点を探る(1/2)シャープのJ-フォン向けハイエンド端末「J-SH52」は、ライトや背面液晶以外のソフトウェアでも大幅な強化が図られている。メールの自動振り分けの強化やWeb閲覧速度の向上などは、取り上げられることが少ないが、大幅に使い勝手を増してくれる強化点だ
たいへんお待たせしているうちに(9月5日の記事参照)、シャープのJ-フォン向け端末「J-SH52」が無事発売された(10月11日の記事参照)。編集部で購入した端末を見ていこう。 チェックポイントは以下の点だ。
J-SH52では、件名によるメールの自動振り分けが可能になっている。わずか3件だが、「未承諾広告」などの文字に基づいてフォルダに振り分けられる。 設定できる文字列は、1件につき全角10文字まで。件名の先頭から全角10文字までに設定した文字列が含まれていると、振り分けが行われる。ただし対応しているのはスーパーメールだけだ。 従来通りのメールアドレスによる振り分けにも対応しているため、振り分け機能はかなり強力になった。ちなみにメールアドレスと件名の振り分けでは、メールアドレスのほうが優先される。
「J-SH51」はWebブラウザの処理が遅く、通信速度が28.8Kbpsになったにも関わらずWebの表示が従来の非パケット端末よりも遅いといわれていた(3月8日の記事参照)。J-SH52では、この点が大幅に改善されている。 体感上は約2倍。正確な測定ではないが、2台を並べて同時に操作するとJ-SH51が1ページ表示する間に、J-SH52は2ページ進む。また「戻る」スピードもJ-SH52は高速だ。J-SH51のブラウザが遅かったのは、利用できるメモリ容量が少なかったためといわれている。J-SH52ではアプリックス製のJavaで書かれたブラウザが本領を発揮したといえそうだ(3月11日の記事参照)。 左のJ-SH51に比べてJ-SH52が高速にWebを表示することが分かる。クリックして再生。MPEG-1ファイル・1.1Mバイト もっとも、Javaアプリを一時停止したままWebブラウザを起動できないのはそのままだ。ただしJ-SH52はJavaアプリの起動自体も若干高速になっており、待受アプリの再起動で待たされるイライラは減っている。 続いて、ボイスレコーダーとモーションカメラを見てみよう。 [九条誠二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/2 | 次のページ モバイルショップ
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