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2002年10月23日　08:50 PM 更新

三洋、カメラ付き携帯向け高速画像処理LSIを開発

　三洋電機は、カメラ付き携帯電話で高速画像処理が行えるLSI「LC82215」を開発、11月からサンプル出荷を始める。連写も可能な高速処理が行える上、小型・低消費電力化を実現した。

　CCD/CMOSセンサーの最大640×480ピクセルの画像に対応した。JPEGコーデック処理時間は300ミリ秒と高速化。また7ミリ角と携帯電話向けに小型化し、消費電力は平均20ミリワットとARM7相当のソフトウェア処理に比べ約5分の1に抑えた。256段階のズーム機能、サムネイルデータ作成機能も備えた。

　サンプル価格は3000円。2003年第1四半期から月産10万個規模で量産化する。

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