Tungsten TはTIのOMAP1510を採用〜PalmのARM対応デバイス米PalmはARM対応の新モデル「Tungsten T」をリリースした。CPUにはTIのOMAP1510が採用されている
米Palmは法人およびハイエンドユーザー向けのARM対応機「Tungsten T」を発表した。オンライン販売の価格は499ドル。
Tungsten Tは、カバーをスライドさせてGraffity部分を使えるようにするスライドデザインを採用。閉じている時には、4つのハードボタンと、中央に決定キーを備えた「5-way Navigator」ボタンで操作する仕組み。CPUにはTeexas Instruments(TI)の「OMAP1510」を採用、OSはPalm OS 5.0が搭載されている。 Bluetoothが内蔵され、対応する携帯電話を使ったワイヤレスインターネットアクセスも可能。ディスプレイは320×320ピクセルのハイレゾ表示に対応した。 内蔵メモリは16Mバイト、サイズは101(オープン時122)×76×15ミリ、重さ159グラム。側面にはボイスメモボタンとヘッドフォンジャック、本体上部にはSD/マルチメディアカードスロットが搭載される。 Palmが採用したTIのOMAPプロセッサは、TIのDSP(Digital Signal Processor)「C55x」に、汎用プロセッサとしてARM9コアを組み合わせたもの。DSPにマルチメディア処理を担当させることで、クロック面や消費電力面の効率が上げられるのが特徴だ(3月18日の記事参照)。 パーム コンピューティング広報によれば、日本での発売は未定。
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