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2002年11月7日　01:38 AM 更新

増収増益も業績下方修正……ドコモ、役員報酬カット

　NTTドコモは11月7日、中間決算を発表した。それによると、営業損益ベースでは前年同期比17.5％増の6400億円の黒字。税引前利益ベースでも、前年同期比22.3％増の6280億円の黒字を計上した。もっとも、海外投資の評価損などによる持分法投資損失が3096億円と大きく、中間純利益では前年同期比95.3％減の、42億円の黒字にとどまった。

―	当中間期	前中間期
営業利益	6400億円	5446億円
税引前利益	6280億円	5133億円
中間純利益	42億円	892億円

＊ドコモは今期より、米会計基準を採用した。このため、前年同期の業績も同会計基準に合わせるかたちで修正されている

　2002年度の業績予想では、純利益を5110億円から1820億円に下方修正。経営陣はこの責任をとり、11月から今年度末までの役員報酬を10-20％減額するなどの措置をとっている。

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[杉浦正武, ITmedia]

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