Mobile:NEWS 2002年11月8日 05:38 PM 更新

Qualcomm、黒字転換


 携帯電話技術大手の米Qualcommは11月7日、第4四半期(7−9月期)の業績を発表した。戦略投資部門の収益も含んだ総売上高は8億7400万ドルで前年同期比34%増。また前年同期は7500万ドルの損失だったが、今回は1億9000万ドルの利益を計上した。2002年度通期では、総売上高は30億ドルで13%増となり、また前年度の5億7800万ドルの赤字から、3億6000万ドルの黒字に転換している。

 戦略投資部門の業績を除外した実質ベースでは、7−9月期の売上高は8億4000万ドル(29%増)。実質利益は2億5000万ドル(63%増)で、1株当たり31セント。

 10−12月期については、7−9月期との比較で実質売上高の15−22%増を見込んでいる。実質1株利益予想は35−38セント。この見通しは、10−12月期のMSM携帯電話用チップの出荷量が2500万−2700万個、うちCDMA2000 1X MSM携帯電話用チップが2100−2200万個という予想を前提としている。同社は、今年1−12月のCDMA携帯電話販売台数を約8500万台と推定している。

関連リンク
▼ Qualcommのプレスリリース

[ITmedia]

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