auの純増数、ドコモに迫る──10月事業者別契約者速報ムービーメール、フォトメール対応の新端末を投入したauが順調な伸びを見せ、ドコモに迫る純増数となった
電気通信事業者協会(TCA)は11月8日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2002年10月の契約数を発表した。それによると、この1カ月間で携帯電話契約数は36万3900増えて、7244万4900。
auが9月下旬からフォトメール端末4機種を順次投入(8月26日の記事参照)、対するドコモは薄型のカメラ付き端末「N251i」(10月17日の記事参照)を発売した。auの純増数は1200差でドコモに迫る勢いだ。
第3世代携帯電話はFOMAの純増数が6700と、先月の2200から復調の兆しが見られるが、CDMA2000 1xが累計300万を超えたのに対し、FOMAは14万2400。現時点で今期末の目標である32万契約(11月7日)の半分に満たない。クリスマスシーズンに投入される予定の新端末でどう巻き返すかに期待が集まる。 ブラウザフォンサービスでは、iモードが3500万を突破(10月18日の記事参照)。EZweb、J-スカイは、ほぼ先月並みの純増数で推移している。
PHSは、DDIポケット以外は変わらず低調。ドコモはコーポレートニーズを見込んだ定額制サービスを開始予定で(11月7日の記事参照)、開始が待たれるところだ。 アステルグループは関西のケイ・オプティコムが2300の純増だがほかが低調で、グループ全体では1600のマイナスとなった。
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