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2002年11月17日　00:03 AM 更新

3D液晶「SH251iS」が発売、2万円半ば

そろそろ始まるボーナス商戦。カメラ付きが増える中、やはり気になるのは価格だろう。今年春の「504iシリーズ」発売当時と比べて、ドコモ端末は新機種でも価格が抑えられている

　11月16日、肌を刺すような寒さの中、「SH251iS」が首都圏で発売された。SH251iSは世界初の3D液晶を搭載したNTTドコモのiショット端末（11月13日の記事参照）。現在、携帯電話向け最高画素となる31万画素のCCDを搭載し、動画の撮影もこなす。

編集部で購入したジュエルホワイトの「SH251iS」。販売店店員によると、一番人気はスカイシルバーで、次がジュエルホワイトだという

　都内量販店での新規購入価格は2万4800円。各所に高性能な部品を使ったせいか、ほかのiショット端末に比べて高めのスタートとなった。

機種	新規価格（参考）
SH251iS	2万4800円
N251i	1万7800円
D251i	1万2800円
SH251i	1万1800円
F251i	9800円
P504iS	2万8500円

11月16日時点。ZDNet調べ

　SH251iSの前機種、「SH251i」（6月3日の記事参照）は1万1800円まで値段が下がった。ドコモのカメラ付き端末はこの数カ月で大幅にラインアップを増やしたが、「カメラ機能を重視するならやはりSH251iSです。3D液晶など遊べる機能も豊富ですし。でもカメラの性能自体はSH251iも同じですが」と店頭の説明員。

　同じくカメラ付きで、薄型、iアプリも楽しめる「P504iS」については（11月15日の記事参照）、「カメラもiアプリも楽しみたい人に。カメラだけ見たら、P504iSは11万画素ですので（SH251iSとは）20万画素も違います」という。やはり“画素数”は最もカメラ性能をアピールできる要素になっているようだ。

　なお、販売店を訪れる人の中にはNEC製のカメラ付きが気になるユーザーも多いようだ。カメラ付きiアプリ端末「N504iS」は未発表ながら、近々登場することは既成事実になってしまった（10月22日の記事参照）。「N504iSはまた発売が遅れまして……」と店員は話していた。

「携帯電話ならツーカー」の声も

　店頭で大きなキャンペーンを行っていたのはツーカーセルラーの「TK22」（11月15日の記事参照）。「携帯電話ならツーカー」の声が、響き渡っていた。

　15ミリという薄さを実現し、7色をラインアップするTK22はツーカーセルラーの京セラ製新機種。6日後の11月22日発売ながら、店頭にモックを配備しアピールにいそしむ。予定価格は9800円だが、「もっとお安くします」という説明も。

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[斎藤健二, ITmedia]

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