Mobile Weekly Top10
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1位 | J-フォン、第3世代携帯電話サービスを12月20日に開始 | ||
2位 | 写真で見るVGAザウルス「SL-C700」 | ||
3位 | J-フォン、3Gサービスにノキア、NEC、三洋電機製端末を投入 | ||
4位 | VGAザウルス「SL-C700」は、「PCのように使える」か | ||
5位 | 「キラー」無きまま、J-フォンの3Gがスタート | ||
6位 | 撮った画像を3Dに〜「SH251iS」の楽しみ方 | ||
7位 | 「とにかく“待つ”は排除したかった」〜日立に「A5303H」を聞く | ||
8位 | ドコモの新端末の発売日をチェック〜「P504iS」「SH251iS」「SO212i」 | ||
9位 | 「機能進化に対するデザインの回答」〜NEC、N504iSを語る | ||
10位 | 「愛してる」は伝わるか〜非対応機にムービー写メールを送ってみる |
J-フォンが20日から第3世代携帯電話(3G)サービス「Vodafone Global Standard」を開始する。NTTドコモが採用したのと同じW-CDMA方式ということもあり、FOMAと比較する見方もあるが、“GSMとのデュアル”に視点を置くと、J-フォンの3Gの位置づけが見えてくるかもしれない。
そもそも3Gは、(1)固定並みの通話品質 (2)高速データ通信 (3)国際ローミング の3点が特徴。通話品質と高速データ通信は、ドコモのFOMAもJ-フォンの3Gも共にサポートしているが、国際ローミングについては対応が異なる。
将来はともかく、現状ではW-CDMAを使った3Gサービスを本格的に始めている国は日本だけで、いくらW-CDMA同士でローミングができるといっても相手がいない。FOMAのうたい文句だった「国際ローミング」の実現のめどがつかないのはこうした理由による。J-フォンは3Gが世界で普及するまでの間、GSM方式を使うことで国際ローミングを可能にする。
単体の携帯電話としてはまだ評価できる段階にないJ-フォンの「Vodafone Global Standard」だが、国際標準であるGSMとの互換性の高さはこれからの展開が楽しみな部分だ。
国内で使っているのと同じ電話番号にかけてもらえば、海外でも受けられる──。転送サービスなどを使わずに、これが可能になるのは、J-フォンの3Gの大きなメリットだ。KDDIの「Global Passport」端末も海外で利用できるが、サービスエリアは米国が中心でヨーロッパがほぼ使えないのが苦しいところ。
また、今後海外で登場するW-CDMA方式の端末を国内で使える可能性が大きいことも見逃せない。J-フォンによると、今回提供される「NOKIA 6650」は海外向けの端末と違いはないという。理屈としては、海外の3G端末を持ち込んでJ-フォンのUSIMを挿せば音声通話だけは行えることになる。
料金面でも海外利用をフォローしている。料金プランの1つである「海外利用者向けプラン」では、月額基本料金が540円。もし国内で利用してしまっても、月額3150円だ。突然の海外出張に備えて契約しておく……という利用法もあるかもしれない。ただし音声の“着信”があっただけでも国内利用があったとみなされるのには注意したい。
「それならば海外でプリペイドSIMを買ったほうが安い」という意見もあるが、J-フォンは「J-フォンとVodafoneのサポートを評価してほしい」と話していた。
[斎藤健二, ITmedia]
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