新デバイスをサカナにHappy Xmas!〜Pocket PCのクリスマスイベントDellやHPの新製品、Pocket PC Phone Edition搭載機やスマートフォン──マイクロソフトがPocket PCユーザーを招いて開催したイベント「Merry Christmas Pocket PC」で、日本ではなかなかお目にかかれない端末が披露された
マイクロソフトは12月5日、Pocket PCユーザーの懇親イベント、「Merry Christmas Pocket PC」(11月27日の記事参照)を開催、ひと足早いクリスマスを祝った。 招待されたのはWebで応募したユーザーの中から選ばれた約200人のPocket PCユーザー。米Microsoftからは、モバイルデバイス部門グローバルマーケティングコミュニケーション担当ディレクターのDerek Brown氏も来日し、Dellの低価格Pocket PC「Axim X5」(11月11日の記事参照)やHPの無線LAN内蔵マシン「iPAQ h5450」(11月19日の記事参照)、Pocket PC Phone Edition搭載機、OrangeのSmartphone搭載機(10月23日の記事参照)を披露した。 会場には、各Pocket PCメーカーの開発陣やコンテンツベンダー、Pocket PCユーザーにはおなじみの老舗情報サイト「WindowsCE FAN」のスタッフも来場、一般ユーザーとコミュニケーションする場面も見られた。
会場にはカシオ計算機やHPが即売コーナーを設けていたが、カシオ計算機が販売していたのはなぜか「G-Shock」と「EXILIM」でPocket PCの姿はない。Pocket PCをいち早く投入した同社が最後に新デバイス「E-2000」を投入したのは3月で(2月12日の記事参照)、そろそろ新デバイスの話が出てきてもよさそうだ。 カシオ計算機のシステムソリューション営業統括部モバイル企画室の手塚裕一室長によれば、年明け早々にも何らかの動きがあるとのことだ。「撤退という噂が流れたがそんなことはない。年明けに期待してほしい」(手塚氏)。 まだ発表前のため、詳細については明らかにされなかったが、開発の方針は「ベーシックな機能の強化」(手塚氏)。バッテリーの持ちやパフォーマンスなどは、各社の技術力が問われる部分であり、そこに注力して開発を進めているという。 ターゲットもコンシューマーだけでなく、ビジネスコンシューマを取り込みたい考え。「コンシューマ4割、企業向け6割に持っていきたい」(同)。 同社では、在庫管理や建設現場などPDAの参入が見込まれる市場向けには高機能でタフな作りのハンディターミナル(10月8日の記事参照)をラインアップしている。「E-2000」の後継機種では、ビジネス用途に使うサラリーマンにアプローチしたいと語った。 関連記事 PDA市場に一波乱、Dell初のPDA Dellが11月18日、米市場向けに発売するPDA「Axim X5」は、サイズが若干大きめだが望まれる機能を満載。50ドルリベート適用後の価格が、300MHzモデルで199ドル、400MHzモデルで299ドルとなる MS、DellとHPの新PocketPCを紹介 MicrosoftはCOMDEXでの発表に先立ち、DellとHPの新しいPocketPCを紹介した MSの携帯電話市場参入はホンモノだ 「Microsoftの製品は絶対買わない」と心に決めていた人は、Smartphoneと他の端末を見比べて落胆することだろう マイクロソフト、Pocket PCファンの集い「Merry Christmas Pocket PC 2002」を開催 [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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