「自分だけ」を演出できる多彩なカスタマイズ──光る携帯「A1101S」携帯電話を買うときに、「カメラが、GPSが……」というのは分かる。しかし、auのソニー・エリクソン端末「A1101S」を手にすると、そんなことはどうでもよくなってしまうから不思議だ
発表の記事を見たときから「A1101S」にはハートをわしづかみにされていた。もちろん、カメラやGPSが付いていないことでがっかりしたのも事実だ。 しかし、今どき珍しいライトグリーン(カラー名はスプラッシュホワイト)を配したモデルをラインアップ、背面ごと光るという意外性、内蔵されたポップなキャラクター……。これらは「携帯電話が欲しい」というよりは「このハンドバッグが欲しい」とか「この洋服が欲しい」というのと同じ種類の物欲を起こさせる。 「より五感に訴える、感性に訴えるということで、“光”を取り入れた」(10月31日の記事参照)という「A1101S」のカスタマイズの魅力をご紹介しよう。
携帯電話のデザインが変わりばえしない──というのはよくユーザーから聞かれる言葉だ。各メーカーともそれぞれ個性出そうと力を尽くしているが、背面にカメラや大きなサブ液晶が備えられるようになると限界が見えてしまう。 「A1101S」はカメラを廃し、小さなサブ液晶にすることで、意表をつくデザインを実現した。着せ替えは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のau端末ではおなじみだが、それをさらに推し進めて背面全体を着せ替え可能にし、光らせるというものだ。 着せ替えカバーは製品に3枚付属し、別売りのものも合わせると16通りのバリエーションを楽しめる。実際にすべてのカバーを前にしていろいろ付け替えていると、「この洋服ならこのカバー」「このパーティに行くならこれ」というように、着せ替え人形で遊んでいるような楽しさだ。
さらに個性を際だたせるのが、イルミネーション。ヒンジ部中央に加え、背面全体も光る。ヒンジ近くに設置されたLEDが光り、導光版で背面いっぱいに光を導く仕組みだ。 あまり目立たせなくない場合は、ヒンジ部のみが光る「標準」に設定でき、背面とヒンジ部共に光るバリエーションは6種類がプリセットされている。26色のカラーと7種の光り方のパターンを組み合わせてオリジナルのイルミネーションを作成することもできる。 イルミネーションは、通話の着信時やメール着信時、グループごとに設定が行える。
「A1101S」でカスタマイズできるのは外側だけではない。パネルに合わせたメニューをダウンロードすることで、メニュー周りのインタフェースも揃えられるのだ。
また、好みが分かれるところではあるが、ピート・ファウラー氏デザインのキャラクター、「モンスタリズム」も面白い。ポップなモンスターのキャラクターは、待ち受け画面や待ち受けアニメ、通話着信中のアニメとして登場するほか、背面液晶でもショートストーリー仕立てのアニメーションで楽しませてくれる。
ほかの携帯電話と「A1101S」が大きく異なるのは「携帯電話」としてだけでなく「モノ」として欲しくなる点だろう。こうした物欲は、ときとして機能を忘れさせる(この場合はカメラやGPSといった)こともある。デザインやカスタマイズ性を武器に勝負に出た「A1101S」は、スペック競争に一石を投じそうだ。 関連記事 着せかえと光の融合〜「A1101S」をソニー・エリクソンが語る KDDI向けの最新端末「A1101S」は、背面全体が“光る”着せかえ端末。au初のアンテナ内蔵型で、直線を基調としたデザインも斬新だ。4機種目となる「着せかえケータイ」のコンセプトはどのようなものなのか auの光る着せ替えケータイ「A1101S」、新規は約1万円 auの光る着せ替えケータイ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「A1101S」が11月1日から店頭に並んでいる。新規価格は約1万円 KDDI、ソニー・エリクソン製“ボディが光る”着せかえ携帯「A1101S」 auのソニー・エリクソン製端末が登場する。カメラこそ搭載していないが、着せかえコンセプトをさらに一歩押し進め、背面全体が光る ソニー・エリクソン、「A1101S」ユーザー向け「モンスタリズム」着せ替えパネルプレゼント 関連リンク KDDI ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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