この冬話題のiショット端末、カメラ機能のベストチョイスは?(1/3)この秋から冬にかけて続々と投入されたiショット端末。中でもカメラの機能で注目されるのが「SH251iS」「N504iS」「P504iS」の3モデルだ。それぞれの画質や使い勝手を「カメラとしての機能」にこだわってチェックした
カメラの内蔵で他キャリアの遅れをとっていたNTTドコモが、この秋から本腰を入れてカメラ付きモデルを続々と投入し始めた(10月25日の記事参照)。 この冬、カメラ機能で注目が集まるのはシャープの「SH251iS」(11月13日の記事参照)、NECの「N504iS」(11月20日の記事参照)、松下通信工業の「P504iS」(11月8日の記事参照)の3機種(特集記事参照)。 この3モデルの「カメラ部分」に注目して比較しようというのがこの記事の趣旨だ。
チェックポイントは次の通りに設定している。
1)撮ってからそれを送るまでの使い勝手はいいか もう、この5点に絞ることにする。この5つが優秀ならきっとそれは優秀な「チビデジカメ」なのだ。 なお、NTTドコモデジカメの撮影画像サイズはiショット(S)とiショット(L)の2つが基本で、この2つだけがメールで送ることができる。前者は120×120ピクセルまたは144×144ピクセル、後者は288×352ピクセル(いわゆるCIFサイズ)である。さらに待ち受け画面用やVGAサイズで撮れるものもあるが、それは端末個々の問題なので今回は基本的にiショット(L)で撮影したものを使った。
最近のカメラ付ケータイは当初に比べるとかなり画質が上がってきたが、それでも機種による違いはすごく大きかったりする。 今回はSH251iSが31万画素のCCD、N504iSが31万画素のCMOS、P504iSが11万画素のCCDと見事にスペックが分かれた。単に受光素子だけを見ると、SH251iSが一番よさそうだが、実際の結果はちょっと違った。
まずは基本画質ということで条件がいい晴天屋外での撮影結果を見てみよう。 公園で撮ったちょっとした風景である。
一目瞭然。一番色がきれいなのはN504iSだ。空の色も緑もきれいで階調もやわらか。優しい絵である。ディテールがちょっとぼやけた甘い感じになってるが、カメラ付きケータイに求められる撮影機能という意味では無理にシャープにするよりこのくらいのほうがいい。 2番手は同じく31万画素のSH251iS。N504iSよりシャープでコントラストも高いが、発色がいまひとつ。特に空の色には苦労しているのが分かる。 残念だったのはP504iS。11万画素なのでLサイズがキツいのはわかるが、色もくすんでいるし、白飛びも派手、ディテールも無理にシャープネスをかけているので白い縁取りが随所に出てしまっている。残念ながらちょっとイタい写真だ。 [荻窪圭, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/3 | 次のページ モバイルショップ
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