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2002年12月19日　08:19 PM 更新

携帯電話売り上げ、2003年は回復へ──JEITA

JEITAによると、2002年の携帯電話・PHS国内生産見込みは2桁減だが、2003年には微増ながら回復する見通し

　電子情報技術産業協会（JEITA）は12月19日、2002年の電子工業国内生産見込みと2003年の国内生産見通しを発表した。うち、携帯電話・PHSなどを含む無線通信機器の2002年度生産高は、2兆2689億円と前年比87.9％と2桁減になる見通し。

　JEITAでは「人口普及率が6割を超えたことから新規需要の伸び率が鈍化。JEITAの国内出荷統計では2001年6月以降前年割れが続いており、生産も落ち込んでいる（12月10日の記事参照）」とし、「カメラ付携帯電話、3GのCDMA2000 1xなどが下支えしたものの、当初期待されたFOMAの不振もあり低調な推移となった」としている。

　ただし2003年については、「カメラ付携帯電話が堅調に推移していることや、第3世代携帯へのリプレースも徐々に進展するものと思われるため微増する」としている。JEITAでは2兆3757億円、前年比104.7％と規模を予測している。

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関連リンク
電子情報技術産業協会（JEITA）

[斎藤健二, ITmedia]

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