アメリカのケータイってどうなってるの? ニューヨーカーのケータイライフニューヨーカーのケータイライフは日本のそれとどのように違うのだろうか? 友人、知人、さらにその知人など、ニューヨーカーと携帯電話の関係を探ってみた
日本では、電車を待っているときなど、ちょっとした空き時間に携帯電話でメールを打っている姿を見かけます。アメリカでもショートメッセージや電子メールができる端末が増えているのですが、ニューヨーク在住の友人に聞いてみたかぎりでは、通話メインで使う人が多いようです。 まずは私の学生時代の友人で、現在留学中のチエちゃんに話を聞いてみました。かなり大きくて「リモコン」のあだ名を付けているこの携帯は、SprintのMotorola端末。渡米後すぐに購入したものだそうです。 3年前には、携帯はまだそれほど普及しておらず、購入するのにソーシャルセキュリティナンバーが必要であるなど、手に入れるまで時間がかかったそう。ダイナーで話を聞いている最中にも、ガンガン電話がかかってきてました。チエちゃんが、この携帯に決めた理由は「一番安かったから」。料金パックも格安のものを選んで、昼間200分、夜2800分、トータル3000分で29.99ドルなんだそうです。ただし、受信しても時間をカウントされてしまうので、昼間はなるべく用件だけを話すようにしているのだとか。
次はセントラルパーク近くにお住まいのフォワードさん。携帯はAT&TwirelessのEricsson端末。携帯電話はずっと持っていなくて、最近購入したものだそうです。フォワードさんの購入ポイントも本体価格の“安さ”。
アーティストのフセインさんは、親子でおそろいの携帯。「デザインが気に入ったの?」と尋ねると「本体無料だったので、これにした」というお答え。こんなにクールなMotolora端末が無料なのにはビックリ。
SAMSUNGの折りたたみ携帯を持っていたのは、ギリシャから今年の5月にアメリカにやってきたグリーさん。ニューヨークで仕事を見つけるために、購入したそうです。携帯を持っていれば、面接に行った後にすぐ連絡が受けられるし、とても便利とのこと。
Panasonicの携帯電話を使っていたのは、IT関連企業にお勤めのジェイソンさん。会社から渡されたものだそうです。5−6年前から携帯は持っていたそうですが、ずっと会社からの支給品。あえて、プライベート用の携帯電話を持とうとは思わなかったそうです。
折り畳んでも見えるウィンドウが気に入って購入したというSAMSUNGの携帯は、旅行代理店にお勤めの日本人シミズさんのもの。メールもできる機種なのに、使ったことはないそうです。選んだポイントはSprintの「つながりやすさ」。旅行代理店勤務ということで、大陸を移動する機会も多いシミズさんには、エリアの広さと通話品質が重要だったのです。
ニューヨーク在住の日本人の知人は、ほぼ全員が携帯電話を持っていました。アメリカに来てすぐ購入した人が多く、同じ機種を長期間使用していて、買い替えのサイクルは長いようです。 関連記事 ZDNet記事で見る、米国の携帯電話事情 日本や欧州などに比べて、データ通信利用向けのサービスが遅れていると思われがちな米国の携帯電話サービスだが、Verizon、AT&Tなど、大手オペレータの状況をまとめてみると、端末の多機能化やインフラ強化が進んでいることが分かる [本田亜友子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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