TI、さまざまな組み込み機器向けに開発された「OMAP5910」を発表日本テキサス・インスツルメンツは、ユーザーインタフェースやネットワーク、システム全体の管理を行なうARM9コアと、デジタル信号処理を行なうDSPコアを搭載したデュアルコアプロセッサソリューション「OMAP5910」を発表した。現在サンプルを出荷しており、3月末より量産を開始する予定。 OMAPプラットフォームは、これまで携帯電話などワイヤレス通信機器に特化したソリューションとして展開されてきたが、同製品では、さまざまな組み込み機器向けに開発されており、PDAをはじめ、POSシステム、医療機器、タブレットPC、車載用機器などに適している。ARMベースに「TMS320C55x」DSPが完全に統合されており、容易なシステム設計が可能。 従来と比較し、1/2の低消費電力で高パフォーマンスを実現しており、同社では携帯テレビ会議などに使用した場合、既存のソリューションに比べ、50%以上のヘッドルームを確保できるとしている。Windows CE.net、Linux、Nucleus、VxWorksなど幅広いOSをサポートしており、その他のOSも順次サポートする予定。 関連リンク OMAP5910詳細ページ 日本テキサス・インスツルメンツ [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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