STマイクロが次世代フラッシュ技術を発表、携帯電話向け製品に応用STマイクロエレクトロニクスは、0.13ミクロン技術により製造するフラッシュメモリの詳細を発表した。新製品は携帯電話など、ワイヤレスアプリケーション用に最適化されており、2003年1月より量産が開始されている。 同社によれば、新たに開発された0.13ミクロン技術では、各メモリセルの領域が前世代と比較して50%の小型化が実現しており、セル設計においてはチャネル消去の手法によりメモリ書込み処理の消費電力を最低限に抑えているという。 同製品は、イタリアのアグラテ工場において量産が開始され、市場の需要に合わせ、カターニヤ工場、シンガポール工場でも生産を開始する予定。同社では、同技術の応用により、携帯電話をはじめセットトップボックス、PC、自動車のエンジンコントロールなど、フラッシュメモリ市場において積極的にビジネスを展開したいとしている。 関連リンク STマイクロエレクトロニクス [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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