Mobile:NEWS 2003年2月6日 10:49 PM 更新

Mobile Weekly Top10
もはやQVGA化は既定路線?

QVGA液晶を搭載した2機種目の携帯電話が世に出る。各液晶メーカーは、2003年春のQVGA液晶量産を、以前から話しており、この春以降、ハイエンド端末にQVGA液晶は当たり前になりそうだ

Mobile Weekly Top10 1月30日〜2月5日
1位 J-フォン、QVGAのCGシリコン液晶搭載「J-SH010」
2位 BREWとは何か?──Javaとの違い
3位 ムービー写メール対応「J-N51」発表、最薄メタルボディに赤外線機能
4位 J-フォン、「シンプルモード」を備えた「J-T09」
5位 写真で見る、東芝製BREW端末「A5304T」
6位 J-フォン、プリペイド携帯の新機種「J-D07 enjorno」
7位 J-フォン、西日本でメール、Webに大規模障害
8位 PIM機能にフォーカスしたFOMA「F2051」〜前編
9位 ドクター中松、第4世代携帯電話を発明!?
10位 新世代FOMA、待ち受け時間向上の秘密

 もはや携帯電話のディスプレイのQVGA化は既定路線。先週のアクセスランキングでトップとなったのは、QVGA液晶を使ったシャープ製端末「J-SH010」の記事だ。

 今後発表されるハイエンド端末では、QVGA液晶の搭載が確実に増えると予想される。既に発売されている、「J-T08」のQVGA液晶は、東芝松下ディスプレイテクノロジー製。そしてシャープもCGシリコン液晶でQVGA化を果たした。

 それでは、そのほかのメーカーの端末はどうだろうか? 各社は採用している液晶のメーカーを明らかにしないことも多いが、過去の採用例から見てみると──。

 NECは「N503i」などでエプソン製の液晶を採用。三菱やカシオもエプソン製が多い。東芝松下ディスプレイテクノロジーの液晶は、東芝以外にも松下が「P504i」で採用したほか、富士通も「F503iS」などで搭載したことがある。日立は「A5303H」で自社製の液晶を使ってきた。

 これらの液晶メーカーのQVGA化の取り組みを見ると、各社は2002年春の段階で、QVGA液晶を展示している(2002年4月の記事参照)。その時点で既に、東芝松下ディスプレイテクノロジーは2002年中の量産を語っているし、ほかの各社は2003年の春を目処に量産を予定していた。



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サイズ、色数の競争が一段落した携帯向けディスプレイでは、解像度の向上が今後の注目点。「EDEX2002 電子ディスプレイ展」では高解像度液晶が多数展示された。2003年までには、各社200ppi程度のQVGA液晶を投入する見込みだ

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東芝製の「J-T08」はPDAに迫る解像度のQVGA液晶を搭載。地図もくっきり、PCの画面のように大量の情報を表示できる。情報機器としての携帯電話の進化を感じさせるその画面を見てほしい

[斎藤健二, ITmedia]

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