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2003年2月17日　07:13 PM 更新

海外の端末とSMSを送受信〜トーメンの「SMS2U」

トーメンは、Webメールを介して海外端末とショートメッセージがやりとりできるサービスを提供する

　トーメンは、日本と海外の端末間でショートメッセージの送受信を可能にするサービス「SMS2U」を3月より提供する。海外で普及しているSMSサービスは、短い文字メッセージを送受信できるもの。ただし日本の端末から利用できるEメールや、ドコモのショートメール、auのCメール、J-フォンのスカイメールなどとは互換性がなく、相互にやり取りできなかった。

　NTTドコモ、J-フォン、au、ツーカーのWebサービス対応端末で利用でき、月額利用料金は2000円（送信は100通まで、受信は無料）。2月中旬から、フィリピンのGlobe Telecomとの間で1カ月程度の試験サービスを実施予定で、近日中に同社Webで詳細がアナウンスされるという。

　日本の端末から「SMS2U」サイトにアクセスし、Webメールでアルファベットのテキストを入力して送信すると、海外の端末にショートメッセージが届く。海外の受け手は「SMS2U」に加入する必要なく、ショートメッセージを受け取れる。海外の端末からのショートメッセージは、日本の端末側に届くURL入りの着信メールから閲覧が可能だ。

　ショートメッセージの接続先は、現在交渉中のフィリピンのGlobe Telecomを皮切りに、順次ブラジル、アジア、北米、欧州などにサービスを拡大する予定。2005年までに12億円規模の売り上げを目指す。

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[後藤祥子, ITmedia]

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