Wintel携帯が登場MicrosoftとIntelは、Intel PCAアーキテクチャーに基づくWindows Powered Smartphoneコンセプトデザインを発表した。EMS大手のWistronが最初の端末を製造、今年後半の出荷を予定している
MicrosoftとIntelは2月18日、「Intel Personal Internet Client Architecture」(Intel PCA)に基づくWindows Powered Smartphoneコンセプトデザインを発表した。GSM/GPRSに対応した携帯電話となる。同時に、台湾Acerグループの大手EMS(電子機器受託製造サービス)・Wistronが、コンセプトデザインに基づいた携帯電話端末を製造。2003年後半には出荷を予定している。
左はコンセプトデザイン。写真右は2月18日に東京で開催された「Windows Embedded Decelopers Conference 2003 Japan」で公開されたもの これは仏カンヌで開催されている携帯電話関連の展示会「3GSM World Congress 2003」で発表されたもの。同端末は、IntelのXScaleコアを使ったアプリケーションプロセッサ「PXA262」を搭載し(2002年10月の記事参照)、OSには「Smartphone」を使っている。 176×220ピクセルのカラーディスプレイを備え、カメラを内蔵。連続通話時間5時間、連続待受時間72時間を実現した。
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