Mobile Weekly Top10
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1位 | プレステを超えた? 三菱が携帯用の新3Dチップ | ||
2位 | メガピクセル、QVGA、メモリカードは三種の神器 | ||
3位 | あなたのケータイがカメラ付きになる!? | ||
4位 | ケータイカメラ画質研究ラボ〜ドコモ「P251iS」「D251iS」 | ||
5位 | Sony Ericsson、UMTS/GSMのデュアル端末「Z1010」発表 | ||
6位 | メガピクセル携帯続々〜ソニーエリクソン製が3月、続いてNも | ||
7位 | アメリカのケータイってどうなってるの? 携帯求めて街を散策 | ||
8位 | 新FOMA3機種はOMAP採用 | ||
9位 | auのBREW端末「A5304T」、都内の発売は2月21日 | ||
10位 | カメラ、マルチタスクの使い勝手は〜第2世代FOMA「N2051」 後編 |
そろそろ春、夏の新端末の情報が集まりつつある。先週のアクセスランキングで上位を飾ったのは、もちろんカメラの記事。メガピクセルカメラ搭載携帯の登場が近いこともあり、関心が集まった。
果たして、携帯内蔵カメラの高画素化はどこまで進むのだろうか? 春、夏には100万画素オーバー。秋には200万画素。これは複数の関係者が話しているロードマップだ。
しかし、すべての携帯電話がメガピクセルになるかというと、さすがにそれはない。携帯電話向けCCDの大手で、先日31万画素CCDを発表した三洋電機は(2月18日の記事参照)、「ハイエンドがメガピクセル、主流がVGA(31万画素)、ローコスト端末がCIF(11万画素)になっていくだろう」と話す。
多くのデバイスメーカーが携帯向けCCDに参入し(2月10日の記事参照)、「メガピクセルはやらざるを得ない」と話しているが、カメラモジュールの供給は明らかに足りていないからだ。また、サイズの問題もある。現在の携帯向けカメラモジュールの受光素子サイズは1/9型-1/7型程度だが、メガピクセルでは1/4型程度まで大きくなると見られている。高画素化に伴って、複数のレンズを使う必要もある。携帯の薄型化競争が再び始まった中、厚みの増す可能性があるメガピクセルカメラの搭載は悩ましいポイントだろう。
とはいえ、高画素カメラを積んだ携帯が登場するのは確か。そしてそれらは、デジカメと競合する可能性が高い。「デジカメユーザーを狙って、デジカメに携帯が付いた、という端末になるのではないか──」。そう話すデバイスメーカーもある。
もう1つ、携帯が狙っている市場は「ゲームボーイ」などの携帯ゲーム機かもしれない。携帯にJavaが搭載されたときから、“ゲーム機化”するのは予想できた。今年はCPUパワーの増大もあり、高級なゲームが次々と投入される可能性が高い。
既に100MHzオーバーのCPUが一部の携帯には搭載されており(2002年7月の記事参照)、ディスプレイはQVGA(320×240ピクセル、2月6日の記事参照)。初代プレイステーションの解像度とほぼ並ぶ。3D描画性能も、エイチアイが3Dポリゴンエンジンのバージョン3を用意し(2002年8月の記事参照)、三菱もZ3Dチップの新型を開発するなど高度化している(2月13日の記事参照)。
これまでも、「携帯電話のせいで、マンガが売れない、CDが売れない……」と言われてきた。今年の夏以降は、「携帯のせいでゲーム機が売れない」「携帯のせいでデジカメが売れない」。──そんな言葉がつぶやかれるようになるのかもしれない。
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[斎藤健二, ITmedia]
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