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2003年2月25日　06:47 PM 更新

携帯のカメラ、「100万画素以上ほしい」2割半ば

カメラ付き携帯電話ユーザーの30％以上が、31万画素カメラ付きだが、それで満足しているユーザーは少ない。6割以上が31万画素オーバーのカメラ搭載を望み、4人に1人が「100万画素以上ほしい」としている

　インフォプラントはカメラ付き携帯電話ユーザーに、「携帯電話についているカメラの画素数は、どのくらいあればいいと思うか」を問うアンケート調査を行った。

　その結果、現在のハイエンド機である31万画素以下で十分としたユーザーはわずか13％。約6割のユーザーがさらなる多画素化を望んでいる。「100万画素以上ほしい」というユーザーも24％いた。

「カメラ付き携帯電話の画素数はどれくらいあればいいと思いますか？ 最も近い画素数のものをお答えください」に対するアンケート結果。（インフォプラント資料より）

　調査結果によると、画素数を重視するかどうかは年代によって傾向が異なる。29歳以下では、現状レベルで満足しているのは1割程度。100万画素以上が2割強を占めてトップだった。30代では、現状レベルで満足に2割の回答があったが、100万画素以上も3割が求めている。

6割が、「カメラの画素数が携帯購入のポイントになる」と回答

　「カメラの画素数が携帯電話購入のポイントになるか」という質問に対しては、29歳以下では「なる」という回答が6割半ば。30代ではほぼ6割だが、40代では4割半ばと減っている。インフォプラントでは、「40歳以上では、携帯電話に付属のカメラに対するこだわりが比較的低く、30代のこだわりが特徴的だった」としている。

　現在のカメラ画質への満足度は、29歳以下で「満足」が4割半ば、「不満」がほぼ4割と意見が分かれた。30代は最も満足度が低く、「満足」の3割半ばに対して「不満」がほぼ5割だった。

　回答者はインフォプラントのパネル300名。J-フォンユーザーが7割半ば、auが1割強、ドコモが1割、ツーカーが5％だった。持っている携帯のカメラ画素数は、31万画素が3割弱で最も多く、11万画素が1割半ば。またほぼ半数の回答者が「わからない」と回答していた。

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[斎藤健二, ITmedia]

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