Mobile:NEWS 2003年2月25日 04:02 PM 更新

日本通信、bモバイルユーザーにNTT-MEの公衆無線LAN接続サービスを提供

定額制PHSデータ通信サービス「bモバイル」を提供する日本通信は、NTT-MEの公衆無線LANへの接続サービスを提供する。NTTコムの「ホットスポット」に続き2社目

 日本通信は、エヌ・ティ・ティ エムイーと東海旅客鉄道が共同で行う公衆無線LANインターネット接続・トライアルに参加し、同社の定額ワイヤレス通信サービス「bモバイル」ユーザーに、同無線LANへの接続サービスを4月中旬より提供する。

 対象は、PCカードタイプのデータ通信カードが同梱された1年間または6カ月のインターネットつなぎ放題サービス「U100」「U100-6M」、CFカードタイプのデータ通信カードが同梱された1年間または6カ月のインターネットつなぎ放題サービス「U100C」「U100C-6M」および「BMH10-J」ユーザー(U-MAILシリーズ・ユーザーは対象外)。

 今回のトライアルは、ローミングの運用面における技術検証や、公衆無線LANインターネット接続の商用化に向けたマーケティングデータの取得、課金・決済システムの検証を目的としたもので、日本通信を含め国内ISP9社が参加している。サービスはJR東海道新幹線「のぞみ」の停車駅で順次提供され、2003年4月中旬より7月中旬までは無料、それ以降、2004年3月末までは有料で提供される。

 同社では、有料トライアル期間に関し、利用期間を相殺することにより追加料金が発生しない「ネットワーク等価交換方式」を採用する予定。

 また、PHSと無線LANの切り替えや接続は、無線LAN接続サービス開始に合わせて提供されるユーティリティ「bアクセス」にて行える。公衆無線LANを利用する場合、アクセスできる接続サービスの一覧が表示され、接続したいサービスを選択する。公衆無線LANを利用する際のユーザー名やパスワードは、同社独自のものをそのまま利用でき、申し込み手続きなどは不要。

 同社では、公衆無線LANサービスとのローミングサービスを推進しており、今回の発表は、先日発表されたNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」との連携に続く第二弾となる。

 なお、無線LANを利用するには、「bモバイル」サービスに同梱されるPHSカードとは別に無線LANカードを用意する必要がある。

関連リンク
▼ 日本通信
▼ エヌ・ティ・ティエムイー
▼ 東海旅客鉄道

[武山知裕, ITmedia]

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