鷹山、7月に準定額PHS接続サービスを開始鷹山は、7月の準定額制接続サービス開始に向け基地局の改修を進めている。ADSL、無線LANなどとの接続により、エリアの問題も解決していくという
東京ビッグサイトで開催中のIP.netのセミナーに鷹山の高取直社長が登場、PHSを使った準定額制データ通信サービスの見通しを語った。3月にもIP対応基地局の構築やIPアクセスポイントの整備に着手し、7月に準定額PHS接続サービスの「ステップ定額サービス」を開始する予定。
他エリアとの相互接続の拡大や、法人およびリテール営業を展開し、来春にはVoIPを使った通話の準定額サービスも提要するという。また、具体的な説明は後日としながら「他事業者PHSや携帯電話、ADSL、無線LANなどにも接続先を拡大する」と、さまざまなインフラとの相互接続を視野に入れている。 「ステップ定額サービス」は、利用時間に制限が儲けられた準定額制サービス。高取氏はこの料金体系について、限られた電波資源を効率よく公正に配分するための提案であると説明した。「つなぎ放題にしてしまうと、目的がないのに『My電波』というとらえ方で使ってしまうユーザーが出てきてしまう」。そうした悪意ある電波占有者を抑止して「より多くの人に楽しくインターネットを利用してもらいたい」という考えだ。
IP対応基地局の構築にあたっては、NTTの新ノード交換機を採用。交換機の「ISM折り返し機能」を使うことでNTTのISDN部分を定額制にできたという。
鷹山では、役割を終えた基地局を、PHSが盛り上がりを見せ始めている中国に輸出している。あと2〜3年もすれば中国でもPHSを使ったデータ通信需要が増えることを見込んでおり、「中国で(データ通信が広がれば)中国と日本が、IPとしてみた時に内線接続としてつながるインフラになる」と、期待を寄せている。
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