ドコモ、六本木ヒルズで携帯電話向け情報サービスドコモは、4月下旬にオープンする六本木ヒルズ向けにモバイル機器連動型の情報配信システムを開発した。場所や時間にあった情報を携帯電話で受け取れる
NTTドコモは、4月25日にオープンする六本木ヒルズ向けに携帯電話やPDAなどと連動する情報配信システムを開発した。3月12日−20日まで、六本木ヒルズインフォメーションセンターのTHINK ZONEで体験イベント「六本木ヒルズITショーケース」が開催される。 ドコモが開発したのは、場所や時間、ニーズにあった情報提供を可能にする「マルチデバイスプラットフォーム」。RFIDタグ(用語参照)やICカードなどの認証用デバイスと携帯電話やPDAなどのモバイル機器、エリア内に設置された表示モニタを連動させて情報を提供する。 このプラットフォームは、「e-Japan戦略」に基づいて経済産業省が公募した「先進的情報通信技術の実証事業」にドコモと森ビルが応募し、採用された。 ドコモは今後、このプラットフォームに決済機能を付加するなどの開発を進めるという。 「六本木ヒルズITショーケース」では、このプラットフォームを利用したサービスを体験できる。設置されたモニタに表示された店舗情報の詳細を携帯電話宛にメール配信する「PDPクリッピングサービス」、RFIDタグを書籍に装着し、大量の書籍の中から書籍の場所や貸し出し状況を検索できる「未来型ライブラリサービス」、RFIDタグを利用して、あらかじめ登録された利用者属性と日時、エリア内の居場所から、ユーザーに最適化された情報を携帯メールで配信する「iスポットクリッピングサービス」など7種のサービスを利用できる。 会場で貸し出されるiモード端末を使ってサービスを体験でき、ドコモではFOMA端末の貸し出しを予定している。 参加希望者はWebからの事前予約が必要。申し込みは、ITショーケースサイトから行える。 関連記事 丸の内オフィスビルがモバイルを活用〜ドコモと三菱地所 丸ビルなど三菱地所所有の丸の内のビルに、ドコモのモバイル技術が多数導入される。新方式のFOMAインフラや、携帯電話を使った認証サービスの提供を予定しており、「最先端ITモバイル地区の実現を目指す」としている 関連リンク ドコモニュースリリース 森ビルのニュースリリース NTTドコモ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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