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2003年3月5日　05:04 PM 更新

組み込みシステム向けSystemCデバッガが登場

　キャッツはこのほど、SystemCデバッガ「XModelink SystemC Debugger」を5月1日に出荷すると発表した。価格は98万円。

　同製品では、SystemCのデバッグと「Visual C++.net」を用いた開発を同一プラットフォーム上で行うことが可能。また、FPGAなどへ実装するHW/SW混在型のシステム全体設計／検証機能や、シミュレーションにおける時間単位でのブレーク機能、トランザクションレベルのイベント同期波形ビューア機能などを搭載した。

　動作環境は、Windows 2000/XPで、別途Visual C++.netが必要。

　SystemCは、Open SystemC Initiativeが規格化したハードウェアのモデリングのための設計言語。C++のみで構成されており、携帯電話や自動車搭載機器、デジタル家電、組み込みシステム用のLSIなどで利用されている。

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