Mobile:NEWS 2003年3月10日 03:07 PM 更新

ACCESS、欧州向けNECの新iモード端末にJava機能〜CeBITでデモ


 ACCESSは、欧州向けNECの新iモード端末「n31i」にJava実行環境を提供する。同社は3月12日−19日にドイツのハノーバーで開催される「CeBIT 2003」のACCESSブース(Hall 12、A46)においてデモを行う。

 欧州でKPNモバイルが展開するiモード向けの新端末「n31i」に搭載されるのは、J2MEとJava for i-mode仕様に準拠した米Sun Microsystem認定のJava実行環境「JV-Lite2 Wireless Edition」。同社のWebブラウザ「Compact NetFront Plus」と「JV-Lite2 Wireless Edition」が搭載されることで、欧州のユーザーも日本のiモードユーザー同様、待ち受け画面や着信メロディ、ゲームアプリなどをダウンロードして利用可能になる。

 海外のiモードライクサービスにおけるJavaについては、2002年のJavaOneで講演したドコモのグローバル事業推進室の山下哲也担当課長が「来年の桜の花が咲く頃、海外でもJavaが使える端末の投入を考えている。場所はまずはアジア」と語るなど(2002年9月25日の記事参照)、2003年になんらかの展開があることを示唆していた。



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