FOMAのテレビ電話会議、PHSや固定網のテレビ電話機と接続可能にドコモは、複数のテレビ電話機能付きFOMAを同時接続してリアルタイム会議を行える「M-stage ビジュアルネット」の機能を拡充する。「Lookwalk P751V」や「Moppet」でも会議に参加できるようになる
NTTドコモは、複数のテレビ電話対応FOMAでリアルタイムな会議を可能にする「M-stage ビジュアルネット」の機能拡張を発表した。これにより、3月24日からテレビ電話対応のPHS「Lookwalk P751V」(2002年7月8日の記事参照)や固定網テレビ電話端末「Moppet」(2001年11月28日の記事参照)ユーザーも会議への参加が可能になる。 「Lookwalk P751V」と「Moppet」は、テレビ電話の規格として3GPP準拠の「3G-324M」(用語参照)を採用している。FOMAも同じ規格であることから対応が実現したという。ドコモは、今回の対応で利用者の裾野を広げ、将来的にはPCのテレビ電話との連携も実現させたいとしている。
FOMAを使ったネットミーティングに参加可能になる端末。左が「Moppet」、右が「Lookwalk P751V」 これまで1件だったモバイルミーティングの予約可能数は5件に拡大され、ミーティング参加者に送られる「案内メール」にコメントを付けられるようになった。
「M-stage ビジュアルネット」は、2002年10月1日から開始されたリアルタイムミーティングサービス(2002年9月24日の記事参照)。映像画面を4分割した4人の同時会話、発言者の音声に反応して映像が切り替わる8人までの同時会話、指定したFOMAからの映像を最大7台の端末に流すといった機能を利用できる。
なお会議を主催できるのは、FOMAユーザーのみとなる。同サービスの利用料金は月額100円で、通信料が別途必要。 関連記事 ドコモ、10月より電子ブック配信などの新サービスを提供 ドコモは10月1日から、映像ストリーミングサービスや電子ブック配信サービスなど3つのサービスをM-stageに追加する ドコモ、テレビ電話可能なPHS「Lookwalk P751v」 FOMAのお株を奪うPHSが登場する。テレビ電話のほか、動画配信「M-stage visual」や、動画添付メールにも対応している。ドコモでは「3G端末の普及につながっていくもの」としている 3G-324M【すりーじーさんにーよんえむ】 携帯電話においても、テレビ電話の規格はしっかり定まっている。どの端末がどれとテレビ電話が可能なのか。3Gで使われるテレビ電話の規格を解説する FOMAとTV電話できる固定電話機「Moppet」 NTT東西 関連リンク ニュースリリース NTTドコモ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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