Mobile&Movie 第55回
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作品名 | タキシード(THE TUXEDO) |
監督 | ケヴィン・ドノヴァン |
制作年・製作国 | 2002年アメリカ作品 |
ミネラルウォーターの工場で、物陰に隠れて携帯電話を取り出す研究員。
「ウォレスだ。緊急援護を頼む」
彼はひどくアセっている様子で、背後に人影が迫っているのに気付きません。そして、わずか数秒で携帯電話ごと頭に袋を被せられて、通信を断ってしまう、そんなショッキングなシーンで始まるこの作品。はたしてどんな陰謀が待ち構えているのでしょう。
中国系のタクシー・ドライバー、ジミー・トンは、画廊で働く美女に憧れています。仕事の合間に画廊に寄ってみたものの、あまりにも場違いな自分に自信をなくし、まともに声もかけられないまますごすごとタクシーに戻ります。情けない自分に落ち込んでいるところに、変わったお客が現われます。
「メイクが終わる前に着いたら、料金を2倍払うわ」
スティーナという女性の申し出に、張り切るジミー。車の運転テクニックだけは誰にも負けないと、抜け道、逆走、ありとあらゆる手を尽くして、予定通り送り届けることに成功します。実はスティーナは、ジミーの運転を試すテストをしていたのでした。デヴリンという実業家のお抱え運転手にスカウトされ、ジミーは衣食住付きで給料も4倍という生活を始めることになります。
すぐにジミーはデヴリンに信頼され、ジミーもデヴリンを尊敬し、2人の関係はパーフェクト。恋のアドバイスも受けるような間柄になったある日、デヴリンは何者かに命を狙われ、大怪我をしてしまいます。入院することになったデヴリンの持ち物を、ジミーが預かっていると、携帯電話が鳴り出しました。
「ハロー」
デヴリン宛の電話を、つい取ってしまいます。
「予定通りに?」
女性の声にとまどうジミー
「予定って?」
「変な訛りは止めて下さい!」
中国系のジミーが話す英語の訛りに気付いたものの、デヴリンだと信じ込んでいる相手に、ジミーはデヴリンになりすまして話を続けます。
「では、明朝7時」
電話の相手デル・ブレインと会うことになったジミー。デヴリンが仕事上のトラブルの巻き込まれたものと推測して、デヴリンに成りすまし、仇を取ることに決めたのでした。そこでジミーは、まずは衣装からと、デヴリンの一張羅のタキシードを借りて出掛けることにします。袖を通した途端に、ジミーを襲う摩訶不思議な現象。このタキシードこそが、魅惑の秘密兵器だったのです。 タキシードの威力のおかげで、初対面のデル・ブレインもジミーをデヴリンと信じ込んでいるよう。デル・ブレインの話を聞くうちに、ジミーはデヴリンがCSAという組織のエージェントであることを知ります。
テヴリンが残した言葉“ウォーター・ストライダー”の謎を解くために、エージェントとして敵地に赴くことになったジミー。ファイト・モード、ダンス・モード、ライフル・モード、全力疾走モード、破壊モード、重力制御モード、ホスト・モード、とさまざまなタキシードの機能を操って、ジミーは大活躍。
、デヴリンになりかわったジミーは、デル・ブレインに気付かれずに任務を終えることができるのでしょうか。
関連リンク[本田亜友子, ITmedia]
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