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2003年3月28日　04:21 PM 更新

ドコモの社内ベンチャー第1号は、働く女性支援の会社

ドコモの社内ベンチャー制度を利用した新会社が発足した。会社設立にこぎ着けたのは、働く女性向けに情報を提供する企画

　ドコモの社内ベンチャー制度から新会社が生まれた。働く女性向けに情報提供ビジネス運営する「ダブルスクエア」で、NTTドコモが96.4％、表取締役社長の越原市美氏が3.6％を出資する。資本金は5500万円。

　ドコモでは、2001年3月から社内ベンチャー制度を設立、2003年までに約90件の応募があったという。その中から選ばれたのが越原市美氏。自治体や企業などにおいて働く女性を支援する制度の整備が進みつつある昨今、事業の発展性が見込めることから選ばれたという。

　ダブルスクエアが手がけるのは1)企業のイントラネットや自治体等のインターネットサイトにおける、女性向けコンテンツの企画・制作請負、2)ビジネスライフ、アメニティーライフを応援する、女性向けポータルサイトの企画・運営など。将来的にはインターネットや携帯情報端末を活用し、ポータルサイトと連動した商品の販売やマーケティング活動も行っていく予定。

　越原市美氏は、1977年4月に日本電信電話公社（現NTT）に入社。1992年7月にNTT移動体通信網（NTTドコモ）に移り、ネットワークセキュリティに関するシステム開発を担当していた。

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ニュースリリース

[後藤祥子, ITmedia]

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