Mobile:NEWS 2003年4月1日 03:46 PM 更新

ドコモの定額制「@FreeD」端末が発売

ついに始まったドコモの定額製サービス。パナソニック・モバイル・コミュニケーションズとシャープの対応端末2機種は、新規価格5800円と7800円だった

 NTTドコモのPHSを使った定額制データ通信サービス「@FreeD」が4月1日、サービス開始した。合わせて対応端末となるシャープ製の「P-in Free 1S」、パナソニック・モバイル・コミュニケーションズ製の「P-in Free 1P」が店頭に並んでいる。


左がパナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-in Free 1P」、右がシャープ製「P-in Free 1S」。いずれもCFカード型で、WindowsとWindows CEに対応

 都内量販店での新規価格は、「P-in Free 1S」が7800円、「P-in Free 1P」が5800円。シャープ製端末のほうが多機能な分、若干高めだ。

 都内ドコモショップでもP-in Free 1SとP-in Free 1Pで3000円ほどの差がついていた。また、関東甲信越地区のドコモでは、定額プラン契約のユーザーに限って新規3000円、機種変更2000円の事務手数料が無料になるキャンペーンを6月30日まで行っている。

 機種変更は、従来の手続きと若干異なる部分もある。ある都内量販店では「定額制と特殊な端末なので」とし新規の受付のみで機種変更は対応していなかった。またあるドコモショップでは、通常前機種の利用が10カ月を越えると優遇価格で機種変更が可能だが、定額プラン契約時に限って1カ月以上から優遇価格が適用されていた。

 @FreeDは、PHSを使ったデータ通信サービスで、CFカード型の端末をPCに接続して利用する。月額4880円で使い放題のデータ通信が可能となる。通信方式にはドーマント方式(用語)と呼ばれる、無通信時間に接続を休止する技術を使い、64Kまたは32Kで接続する。



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▼ NTTドコモ

[斎藤健二, ITmedia]

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