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2003年4月22日　01:25 AM 更新

画面キャプチャで見る〜sigmarion III

sigmarion IIIは、ワイドVGA表示可能な5インチディスプレイの搭載が特徴。インタフェースの画面キャプチャで大画面の魅力をお伝えしよう

　sigmarion IIIは、外出先でノートPCの用途を満たそうというコンセプトで設計されている。そのため画面もsigmarion IIの640×240ピクセルから800×480ピクセルになり、より大きな画面での操作が可能になった。

　ここでは会場でキャプチャした画面からその魅力をお伝えしよう。

　なお画面は開発中のものであり、製品版とは異なる場合があることをご了承いただきたい。

これがデスクトップの画面。解像度は640×240ピクセルから800×480ピクセルへと広がり、sigmarion IIに比べて約2.5倍の情報量が表示可能になった

「mobileCustom Ver.2」を使えば、ネットワーク経由でソフトウェアを入手して、自分好みのsigmarionにカスタマイズできる。ユーザーの要望が高い順にソフトを用意する予定だ。機能が高いソフトを取り揃えた有償コンテンツの提供も検討中だという

「Picsel Browser」はさまざまな形式のファイルに対応したビューアソフト。WordやExcel、Power Point、PDF、画像などのファイルを変換することなしに閲覧できる。ペンタッチによる直感的な操作が特徴で、画面の縮小/拡大、スクロールがペンストロークやダブルタップ＆ドラッグで行える。動作はデスクトップPCのように軽快だ。Webブラウザとしては、「FlashやJavaには未対応」（ドコモMMターミナル開発部担当課長の入鹿山剛堂氏）だが、Internet Explorer 5.5相当の再現性だという

動画や音楽ファイルを再生できる「Widows Media Player for Windows CE」を搭載。動画はMPEG/WMV形式、音楽はWMA/MP3/WAV形式のファイルに対応している

「VoiceRecorder」を使えば音声をPCM形式で記録できる。録音機能の追加に伴い、マイクジャックが新たに搭載された。なお録音した音声はPCのWindows Media Playerでも再生できる

Internet Explorerは4.0から同5.0へとバージョンアップした

電子ブックリーダの「ブンコビューア」を標準搭載。M-stageサイトから電子書籍をダウンロードして読める。フォントの大きさは自由に変更できるので、小さい文字が読みづらい人にも安心だ

副電池としてリチウム2次電池が内蔵されているため、主電池が切れた場合でも、メモリ内容を保持できる

CPUは「PXA255/400MHz」、OSは「Windows CE.NET Ver.4.10」を搭載。Type IIのCFカードスロットでは日立の小型ハードディスクドライブ「MicroDrive」も問題なく使用できた

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[関口哲司, ITmedia]

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