Mobile:NEWS 2003年4月30日 06:46 PM 更新

iショットが画像拡大表示に対応

505iの液晶がQVGA化し、高精細になるに伴い、iショットサービスも機能追加される。送信元の画像が小さくても、iショットサーバで拡大され、画面いっぱいに表示できるようになる

 NTTドコモは4月30日、画像送信サービス「iショット」の機能を拡充し、受信側の端末の液晶サイズに合わせた形で画像を拡大する機能を5月1日から提供すると発表した。

 端末の液晶が高精細化するなか、iショットで送信できる画像解像度は低いままだったため、機種によっては画像が非常に小さく表示されてしまっていた。特に液晶解像度がQVGAと大幅に拡大する「505iシリーズ」では、影響が大きいと見られていた。今回の機能追加により、ほとんどの端末で画面いっぱいのサイズで画像を閲覧できるようになる。

液晶横解像度iショット(S)受信サイズiショット(L)受信サイズ
現状変更後現状変更後
144以下120×120144×144120×147144×176
176以下176×176176×215
240以下240×140210×293


ドコモ資料より。「N504iS」など、これまで画像が小さく表示されていた機種でも、今後は画面いっぱいに表示される

 実施時期は5月1日の午前5時から。



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[斎藤健二, ITmedia]

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