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2003年5月7日　04:02 PM 更新

NECインフロンティアとエムコマース、指紋認証付きICカードリーダ／ライタを発表

　NECインフロンティアとエムコマースは、ISO/IEC14443タイプBに対応した指紋認証付き非接触型ICカードリーダ／ライタを共同で開発したと発表した。2003年7月に商品化を予定している。

　あらかじめICカードに利用者の指紋データを登録しておき、認証を行う際は利用者のICカードをかざし、同時に指を指紋ユニットに置くことにより、双方のデータを照合する。ICカードは、各自治体にて今夏に導入予定の住民基本台帳カードの仕様であるISO/IEC14443タイプBに対応、リーダ／ライタはUSBによりホストへ接続できる。

　ICカード内の指紋データと、指紋ユニットから入力された指紋データが合致しないと認証できない仕組みで、従来の暗証番号やICカードだけの場合に比べ、よりセキュアな本人認証が可能。なお、ICカードに登録してある指紋データと、その場で入力された指紋データを照合するため、認証用のデータベースを用意する必要がない。

　今回の共同開発では、ICカードリーダ／ライタおよび指紋認証部分のハード設計、製造をNECインフロンティアが、指紋認証ソフト部分をエムコマースが担当している。

関連リンク
NECインフロンティア
エムコマース

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