ドコモ、Flashコンテンツのガイドラインとツールを公開 ドコモは505iシリーズに搭載されるMacromedia Flashについて、コンテンツ作成のためのガイドラインとツールを公開した
NTTドコモは、同社が発売する「505iシリーズ」に搭載されるMacromedia Flashについて、コンテンツ作成のガイドラインとシミュレーションツールを公開した。「作ろうiモードコンテンツ」内の「iモード向けFlash」ページからダウンロードできる。 公開されたのは、「iモード向け『Macromedia Flash』コンテンツに関する技術情報」と「iモードHTMLシミュレータ」。技術情報では、505iシリーズに搭載されるFlashの実行環境の特徴、コンテンツ作成時に役立つ情報が公開されている。 iモードHTMLシミュレータは、PC上でコンテンツのシミュレーションを行えるソフトウェア。505iシリーズに搭載されるMacromedia Flash Playerと同等のPlayerが搭載され、HTTP通信のやり取りのチェック、コンテンツのHTMLソースの表示や編集を行える。
505i向けのMacromedia FlashはFlash Liteと呼ばれ、Flash 4でサポートされているアクションスクリプトやプロパティがサポートされている。ただし、セキュリティなどの観点から、Flash Liteを終了することなく別のFlash Liteを呼び出したりするアクションスクリプトなど一部機能が制限されている。 利用形態は大きく分けて2種類ある。「インライン再生」は、HTMLテキスト内に同時にFlashコンテンツを表示するもので、「インタラクティブ再生」はFlashコンテンツをブラウザ画面全体に表示するものだ。
キーイベントの取得や、サウンド(MFi形式)の再生、メールソフトやWebブラウザとの連携は「インタラクティブ再生」でないと行えない。Macromediaの資料によると「インラインモードのFlashムービーはネットワークへのアクセスもサウンドの再生も行えない」としており、アニメーションの表示が中心となる。 505iのブラウザが1ページに読み込める最大ファイルサイズは20Kバイトなので、「インタラクティブ再生」時はFlashファイルは20Kバイトまで。「インライン再生」時はHTMLや画像と合わせて20Kバイトまでとなる。 Flashの再生が可能なのは、以下の4種類のアプリケーションだ。基本的にGIFやJPEGと同じように、保存したり再生したりできることが分かる。
505i向けのFlash Liteコンテンツの作成には、マクロメディアが発売する「Macromedia Flash MX」にアップデータを当てる必要がある。
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