グローバルパスポート端末にミラーとカメラ〜「A1303SA」米国や韓国、中国などにそのまま持って行って使えるグローバルパスポート対応端末が、カメラとミラー付きで登場した。海外利用に便利な機能も強化された
日本で使っている端末をそのまま海外に持っていって使えるauのグローバルパスポート。5月13日にはサイパン島や中国瀋陽市でも利用可能になり(5月13日の記事参照)、6カ国10地域で利用可能になった(5月6日の記事参照)。 対応端末「C1001SA」がリリースされたのは2001年12月。以来待たれていた最新端末が7月下旬に登場する。三洋電機製の「A1303SA」だ。
撮影補助用のプチフラッシュを内蔵した31万画素CCDカメラを搭載。メインディスプレイにはボタンを押せば鏡に早変わりする2.1インチのミラーディスプレイを採用した。
撮影補助用ライトはムービー撮影時にも利用可能で、撮った画像やムービーは着信音や着信画面に設定できる。また「着うた」にも対応するなど、国内利用時の機能も強化された。
なお、auは国際データローミングにはまだ対応していないため、海外で利用できる機能は通話のみとなる。
前機種のC1002SAも、海外利用時に便利な機能を備えていたが、A1303SAでは各機能がさらにブラッシュアップされた。 英和約1万7300語、和英約7000語を収録した辞書機能や、空港やホテルでよく使うフレーズを発音付きで案内する「外国語会話機能」を搭載。前機種では英語のみだった音声が、中国語と韓国語にも対応した。
海外利用時に終話ボタンを押すと日本時間が表示され、グローバルパスポートを利用可能な各国のカレンダーにはそれぞれの国の祝日がプリセットされている。2004年以降のカレンダーは、ダウンロードで追加できるようになっている。
主な仕様は以下の通り。
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