携帯電話の暗証番号、auとJ-フォンは暗証番号が複数あるのはドコモだけでなく、auやJ-フォンも同様だ。それぞれの初期設定番号や用途をまとめてみた
4ケタの暗証番号が複数あるのはNTTドコモの端末だけではなく(5月13日の記事参照)、auやJ-フォンも同様だ。申込書に記載するのはどの暗証番号なのか、初期の設定はどうなっているのかをまとめてみた。
auも、携帯電話にまつわる数字4ケタの番号は3つある。「暗証番号」「ロックNo.」「EZパスワード」だ。 ドコモ同様auも、新規申し込みの際に記入する4ケタの番号は、留守番電話や着信転送サービスなどのネットワークを使う際のもので「暗証番号」と称される。この番号を利用するのは以下のような場合だ。
暗証番号を使って留守番電話や着信転送などを使う際、3回連続して間違えると通話が切断されるので注意が必要だ。暗証番号を忘れたときには、セキュリティの観点から電話では教えておらず、お客様センターから本人に書面で通知される。 「EZパスワード」は、EZwebの有料コンテンツの契約や解約の際に入力する4ケタの数字。購入時には設定されておらず、最初に有料コンテンツを契約したときに番号が設定される。あらかじめ設定しておくこともでき、この場合はEZwebの「料金・申込・インフォ」画面の「EZパスワード登録・変更」から設定を行う。 「ロックNo.」は端末内の機能設定周りで使う番号で端末購入時に設定されている番号は「1234」。自分で変更しない限りこの番号になっており、変更方法は各端末の取扱説明書に記載されている。 おもな用途は以下の通りだ。
携帯電話対応の街頭プリントキオスク端末で入力するのも、おおむねこの番号になると思われる。 ロックNo.を忘れたときには、本人確認ができる書類を持参してauショップに行けば初期状態に戻してもらえる。
J-フォンは、端末の新規購入時に記入した4ケタの番号を、有料コンテンツ登録と着信転送設定時の設定などネットワーク周りの設定時に利用できる。この番号のおもな用途は以下のようになる。
この中の「一般電話から留守番電話を聞く」時の4ケタの暗証番号のみを別の番号に変えることができる。 端末内の機能設定周りで使う「端末暗証番号」は、端末購入時には「9999」に設定されている。ダイヤルロックやメッセージの一括消去、設定リセットなどの際に入力するもので、変更方法は各端末の取扱説明書に記載されている。
携帯電話の数字4ケタの暗証番号は、その役割から見ると「ネットワーク」「コンテンツ登録」「端末内の機能設定」の3つに分けられる。J-フォンは「ネットワーク」「コンテンツ登録」が同じ番号で、auやドコモは3つそれぞれに番号を割り当てていることになる。
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