Mobile：J-フォン？ Vodafone？

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2003年5月20日　10:50 PM 更新

　「ビジネスシヨウ 2003 TOKYO」のJ-フォンブースは、さらに“Vodafone”色を強めた。ブースの配色からコンパニオンの衣装まで、すべてはVodafoneのイメージカラーである赤。J-フォンのブランドは申し訳程度に出ているだけで、ここはさながらVodafoneブースだ。

　実際、ステージショウのセリフには「J-フォン」という言葉は1回しか出てこない。「J-フォンはVodafoneへ。ようこそVodafoneブースへいらっしゃいました」──。この言葉からステージが始まる。

ここはまさにVodafoneブースだ。公式には当然、Vodafoneへの社名変更は「未定」なのだが、ブースのコンパニオンのお姉さんまで「秋にはVodafoneに変わるんですよ」とニッコリ【問題：写真の中に、J-フォンのロゴが3カ所あります】

　J-フォンが強力にアピールするのは、3Gサービス「Vodafone Global Standard」だ。GSMとW-CDMAのデュアルモード端末「V-N701」をメインに、「海外にいても国内の電話番号がそのまま使える」とアピールしていた。

　デモの目玉は、英国とのテレビ電話だ。会場と英国Newbury間で3G端末によるテレビ電話を実演して見せた。ただし、これはあくまでデモで実際に海外とのテレビ電話が行えるようになるのは「海外でW-CDMAサービスが始まってから」（解説員）になる。

会場にはメインブースのほかに、よりVodafone色を強めたサテライトブースも設置されている。両ブース間でテレビ電話の実演が行われていた（写真左）。右の写真は英国とのテレビ電話がつながっているところの映像

　展示の目玉は、5月下旬以降に発売が予定されているメガピクセル端末「J-SH53」（4月24日の記事参照）。実機が多数置かれ、撮影した画像をプリントアウトするサービスも行われている。

　説明員によると、今のところは5月中に販売できる見通しになっているという。

他キャリアのメガピクセル端末ではサービス版への印刷が多いが、J-フォンブースではより大きいサイズの印刷も。カメラ画質に対する自信だろうか。来場者が撮影した写真を印刷して飾っておき、帰り際に持って帰れるような工夫もしている（写真右）

J-SH53の実機。完成度は高い

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[斎藤健二, ITmedia]

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