Mobile:NEWS 2003年5月23日 11:38 PM 更新

Mobile&Movie 第63回
X-MEN 2「エグゼビア・スクールに兵隊が来た」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”を紹介する「Mobile&Movie」。今回はミュータントと人間の戦いを描く「X-MEN 2」。話題のスポーツカー「RX-8」に搭載された携帯電話が活躍します

作品名X-MEN 2(X2)
監督ブライアン・シンガー
制作年・製作国2003年アメリカ作品


 遺伝子の突然変異で卓越した能力を持ってしまったのがミュータント。人間にはない力を持つことから、人間たちはミュータントを恐れ、社会から追放しようとしました。そんなミュータントたちの身を守り、正義の名のもと戦うため、作られたチームが“X-MEN”です。

 チームを統括するプロフェッサーXの信念によって、裏舞台で活動を続ける“X-MEN”。その拠点はニューヨークのエグゼビア・スクール。表向きは、学業が優秀な生徒を集めた私立学校ですが、ここに通うのはミュータントとしての資質が優秀な生徒ばかり。校長を務めるプロフェッサーXはここで、力をコントロールする方法や人類とミュータントの共存を説いていました。

 しかし、そのミュータントの存在を脅かす事件が起きてしまいます。ホワイトハウスに、瞬間移動の能力を持つミュータントが現れ、大統領暗殺を企てたのです。真相もわからないままミュータント対策担当官のストライカーは、ミュータントを敵とみなし、攻撃を仕掛けてきました。エグゼビア・スクールがミュータントの学校であると調べ上げたストライカーは、軍を送り込みます。

 “X-MEN”メンバーで、教師でもあるジーン・グレイとストームは暗殺事件の調査中で、エグゼビア・スクールの守りは手薄な状態。夜中に兵士の奇襲にあった生徒たちは、能力を駆使して必死に逃げ回りますが、ストライカーの周到な作戦によって捕らえられてしまいます。プロフェッサーXとサイクロップスも不在で、ウルヴァリン1人で立ち向かわなければならない非常事態。サイクロップスの車「RX-8」を借り、ローグ、アイスマン、パイロを連れて、学校から脱出します。

 RX-8のダッシュボード横に取り付けられた携帯電話でジーン・グレーに連絡を取ろうとしますが、なかなかつながりません。とりあえず、一行はアイスマンの故郷であるボストンに向かうことにします。

 しかしアイスマンの家族は、息子ボビーがミュータントであることを知りません。突然やって来た息子にとまどうドレイク一家。ボビーは、自分の能力、すべてを凍らすアイスマンであることを家族に告白します。気まずい沈黙の中、鳴り出した携帯電話の呼び出し音。

「俺だ」

 ジーン・グレイからの電話にウルヴァリンが答えます。

「エグゼビア・スクールに兵隊が来た」

驚くジーン・グレイとストーム。

「生徒が兵隊に捕まったが、何人かは逃げた」

「あなたはどこにいるの」

「ボストンのドレイク家だ」

 こうして、携帯電話でジーン・グレイと連絡を取り、ウルヴァリンたちは合流することができました。“X-MEN”として仲間を助けに行くアイスマンは、家族に別れを告げます。ミュータントの弱点を知り尽くしたストライカーとは一体何者なのか……。“X-MEN”は、未知の敵に立ち向かっていきます。

 エグゼビア・スクール内にある“セレプロ”という装置は、プロフェッサーXのテレパシー能力を増幅することによって、ミュータントの居場所を確認できる、“人間GPS”とも呼べるもの。

 地球上のすべてのミュータントを探し出すだけでなく、人間とミュータントをリモートで識別することもできるスーパーマシンなのです。前作でも、この“セレブロ”をめぐってミュータント同士が戦い、今作では“セレプロ”の設計がストライカーに盗まれてしまいます。“セレブロ”の強大なパワーを悪用する企みは、後を絶たないようです。

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[本田亜友子, ITmedia]

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