FOMAのムービーに対応したQuickTime 6.3が公開アップルコンピュータはAMRに対応した「QuickTime 6.3」を公開した。FOMAで撮影した3gpファイルの再生に対応している
アップルコンピュータは6月3日、3GPP標準に準拠した「QuickTime 6.3」の提供を開始した。音声コーデックとしてAMRがサポートされ、FOMA端末で撮影した3gpファイルの再生および作成が可能になる。Windows版、Macintosh版ともにアップルコンピュータのサイトからダウンロードできる。 ただし6月3日23時の時点では、日本のアップルサイトからダウンロードしたものにはQuick Time 3GPP Compornentが含まれていないようで、FOMAの動画を再生するには米appleのサイトからこのプラグインをダウンロードする必要がある(6月4日には日本のアップルコンピュータサイトからQuick Time 3GPPコンポーネントをダウンロードできるようになった)。
QuickTime 6.3は、FOMAの動画ファイルの再生が公式にうたわれたマルチメディアプレイヤーで登場が待たれていた。これまでは、非公式ながら蘭PhilipsのPLATFORM4プレイヤーで音声付きでFOMAの3gpファイルの再生が確認されている。 QuickTime 6.3の公開にあたって、NTTドコモのiモード事業本部iモード企画部長の夏野剛氏は、「このたび、QuickTime 6.3がコンテンツ制作と再生に標準ベースの3GPPを採用したことにより、NTTドコモの利用者が自分の携帯電話で撮ったムービーをMacやPC上で友人や家族と一緒に楽しめるようになり大変嬉しく思っています」とリリース文でコメントを寄せている。
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