Motorola「V600」、MIDP2.0対応のアプリックス製Java VM搭載米Motorolaがリリースする「V600」に、MIDP2.0対応のアプリックス製Java実行環境「JBlend」が搭載される
アプリックスは6月9日、米Motorola製の「V600」に同社のJava実行環境「JBlend」ライセンスを提供すると発表した。「V600」は、携帯電話向けJavaの新バージョン「MIDP2.0」に初めて対応した端末。 MIDP2.0は、携帯向けJavaの標準的規格である「MIDP」の新バージョン。ユーザーインタフェースやゲームAPI、セキュリティ面が大きく改善されている(2002年12月の記事参照)。V600ではMIDP2.0のオプション的機能であるワイヤレス・メッセージングAPIとモバイルメディアAPIにも対応している。 V600はクアッドバンドに対応したハイエンドのGSM端末で、2003年半ばに北米、アジア、欧州向けの販売を予定している。31万画素のカメラを内蔵し、ビデオ再生も可能。Blutoothにも対応している。背面には有機ELディスプレイを搭載した。
CeBIT 2003で展示された「V600」 JBlendは、国内ではJ-フォンとKDDIが統一Javaプラットフォームとして標準採用しているほか、NTTドコモ向け端末でもソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末に搭載されている。搭載機は約2年で2000万台を超えた(5月15日の記事参照)。 海外向けのGSM端末にもJBlendcを提供していた同社だが、海外のメーカーにライセンスするのは今回が初めてとなる。
関連記事 今後の携帯標準Java「MIDP2.0」がスタート 今後の携帯Javaの標準仕様となる「MIDP2.0」がリリースされた。現在MIDP1.0を採用している国内キャリアも、折を見てMIDP2.0に移行する見通し。MIDP2.0はどんな特徴を持っているのだろうか? JBlend搭載製品が2000万台突破 1000万台突破からわずか8カ月で、アプリックスの組み込みJavaプラットフォーム「JBlend」の搭載製品が2000万台を超えた JBlend搭載携帯が1000万台突破 アプリックスの携帯向けJavaVM「microJBlend」を搭載した端末が1000万台を突破した。Java搭載携帯電話の約半数に当たる。年末には携帯向けJBlendのメジャーバージョンアップを行うことも明らかにした 関連リンク アプリックス 米Motorola V600 [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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