ドコモ、待ち受け時間最長の「FOMA F2102V」TV電話標準対応、さらに伸びた待受時間、miniSD対応、Outlookとデータのやり取りも可能──。そんな新型FOMA端末が7月3日に全国一斉発売される。
NTTドコモは6月30日、TV電話に対応した「FOMA F2102V」を7月3日から全国一斉発売すると発表した。
F2102Vは富士通製の折りたたみ型端末で、連続待受時間240時間(静止時310時間)というFOMA最長のバッテリー駆動時間を持つ。内側に11万、外側に33万画素のCCDカメラを搭載し、2個のライトも搭載した。3倍までのデジタルズームや5連写が可能。スピーカーも2つ搭載し、ハンズフリーでのテレビ電話などでの音質を向上させている。 充電台はクレードル機能を持ち、設けられたUSB端子でPCと接続することで、充電しながら撮影動画やスケジュールをPCのOutlookとやり取りできる。また外部メモリとしてminiSDカードに対応、カメラで撮影した動画や静止画が保存できる。 撮影した動画をメールに添付して送信でき、その際のMPEG-4動画フォーマットには、従来のAMRに加え音声コーデックとしてAACも追加された。 主な仕様は以下の通り。
関連記事 NTTドコモ、TV電話機能を標準搭載したFOMA端末3機種を発表 NTTドコモは、折りたたみタイプのFOMA端末「F2102V」「N2102V」およびPCカードタイプの「F2402」を開発したと発表した。3機種共に「TV電話機能」を搭載。オープン価格で、実売予想価格は、F2102VとN2102Vが3万円程度、F2402が2万円程度。 FOMA、TV電話標準搭載で普及目指す 6月15日付で50万契約を達成したFOMAのうち、6割がTV電話機能付き端末。アクティブにTV電話を使うユーザーは、月額2000円をTV電話代に費やしている。ドコモはTV電話を標準搭載することでFOMAの更なる普及を狙う。 そろそろFOMA?──FOMAの歴史 夏から秋に向けて、FOMAがかなり魅力的なラインアップで登場しそうだ。今ひとつ分かりにくいFOMAの型番と歴史を、当初から振り返ってまとめておこう。 ドコモ、FOMA向けクライアント認証サービス「FirstPass」 FOMA向けに、利用者のなりすましを防止するクライアント認証サービスが提供される。ドコモがユーザー証明書を発行し、企業は利用者の認証と特定が行える。 ここまで来た、TV電話FOMA すべてTV電話に対応した新FOMA3機種は、連続待受時間が伸びただけでなく、大きさ・重さの面でもかなりPDCに近づいた 関連リンク ドコモ ニュースリリース NTTドコモ [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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