充電しながらPCとデータ連携〜「FOMA F2102V」富士通製のSymbian OS搭載のテレビ電話対応FOMA「F2102V」が発売される。連続待ち受け時間はFOMA最長の240時間、USB対応のクレードルは、充電しながらPCとの連携を可能にする。
富士通製のテレビ電話対応FOMA「F2102V」が7月3日に発売される(発表記事参照)。「F2051」同様、Symbian OSが搭載された(2002年12月10日の記事参照)。 F2102Vの大きな特徴は、1)FOMA最長の連続待ち受け時間 2)充電しながらのPCとの連携 3)デュアルサウンドスピーカー搭載 4)通話中のアウトカメラへの切り替え 5)テレビ電話中の各種機能呼び出し などだ。 FOMA最長の待ち受け時間は、バッテリーが800mAhになったこととテレビ電話の処理がこれまでのハードウェア処理からソフトウェア処理に変わったことで実現した。 PCとの連携は、F2051でも可能だったOutlookとの連携に加え、画像やアドレス帳、メールなど端末内のデータをPCにバックアップすることも可能。充電器にはUSBポートが搭載され、充電器に端末を載せた状態でUSBケーブルをPCにつなげば、充電しながらOutlookとの連携やPCへのデータバックアップが行える。Outlookの連携ソフトとバックアップソフトは端末に同梱されるCD-ROMに収録され、USBケーブルは別売りのものを利用することになる。ケーブルは「汎用のUSBケーブルを利用できる」(説明員)。
なお本体に備えられたminiSDカードは、画像とムービーの保存に対応。miniSDカードに保存した画像やムービーをメールする際には「いったん、本体にコピーしてから送信することになる」(説明員)。 デュアルサウンドスピーカーは、ハンズフリーでの会話をよりクリアな音声で楽しめるという。背面にもスピーカーが搭載されるが、「1つの内蔵スピーカーを内側と背面のスピーカーで共有する形」(説明員)。内側のスピーカーは、開口部が2つあるが、ステレオ対応ではないそうだ。 通話中にアウトカメラに切り替えて、目の前の風景を相手に見せられるのも特徴の1つ。切り替えはメールボタンの長押しで行える。また、通話中にタスクボタンを押すと、スケジュール/電話帳/メモ帳の確認および登録、送信/受信/未送信メールの確認が行える。
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