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ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
HSDPA【えいちえすでぃーぴーえー】FOMAの3Gに続き、3.5Gとして研究が進められている通信方式が、HSDPAだ。
HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)は、新しく開発された高速パケット伝送技術の1つ。FOMAなどの3Gに対して、3.5Gと位置づけられている。HSDPAを採用することで、現状のFOMAと同じ5MHzの周波数帯域幅を使った場合でも、最大14.4Mbps(下り方向)の通信速度を実現する。開発したのは業界団体の3GPP(用語)。 この通信速度の向上に、最も貢献しているのが適応変調方式だ。適応変調方式とは、変動する電波伝搬路の状態、すなわち空中の電波の伝わりやすさの変化を総合的に判断し、最良の変調方式を自動的に選択するというもの。具体的には、電波の受信状態が悪いときは低速なQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)が用いられ、受信状態が良い時は高速な16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)という変調方式が用いられる。いずれも速度の速さと相反した雑音への強さとなっている。 また、符号化の際の符号化率についても、受信状態が悪い時は誤り訂正能力が大きいものが、受信状態が良い時は誤り訂正能力が小さいものが使われるなど、受信環境に応じた選択が自動的になされる。こうして、変調方式と符号化の組み合わせが空中の状態に最適化され、結果的に速度を向上させる。 HSDPAのもう1つの特徴としては、ハイブリッドARQがあげられる。これは既存のARQ(Automatic Repeat Request:自動再送要求)に誤り訂正符号を加えた技術。一般のARQは、エラーが生じた際に「エラーが生じた」というNAK信号を、エラーがない時にはACK信号を相手に送るようになっている。だが、ハイブリッドARQでは最初からを誤り訂正符号を送信することで、送信側からのパケット再送回数を減らすことが可能になる。 HSDPAに関しては、ドコモがFOMAを高速化するための技術としての採用を決めており、2004年度末のサービス提供を目指すという。
関連記事 ドコモは2004年度末のサービス提供を目指し、FOMAのさらなる高速化に着手した。HSDPAにより伝送速度の高度化と効率化を図る 次世代のW-CDMAとして、高速パケット通信「HSDPA」という言葉がしばしば出てくるようになった。海外でHSDPAのデモを行ったノキアにHSDPA、およびW-CDMAとUMTSの違いなどを聞いた 関連リンク [江戸川, ITmedia] Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special
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