電子透かしの撮影でケータイからWebにアクセス〜「サイバースカッシュ」NTTは、ケータイカメラで印刷物の電子透かしを読み取らせることで任意のURLへのアクセスを可能にするプラットフォーム「サイバースカッシュ」を開発した。約6カ月間試験的に公開し、商品化の目処を探る。
NTTは、著作権管理で利用されている電子透かしをWebアクセスの誘導に利用するプラットフォーム「サイバースカッシュ」を開発した。 サイバースカッシュは、ポスターやチラシなどの販促印刷物の中に誘導したいWebページのURLを示す電子透かしを埋め込み、その画像をWebカメラやiアプリ対応のカメラ付き携帯電話で読み取らせてサイトに誘導する仕組み。携帯電話の場合はサイバースカッシュ対応のiアプリをインストールして、iアプリ経由で電子透かしの入った画像を撮影。その画像をサーバに送信すると埋め込まれたURLが表示される仕組み。 NTTは7月8日から6カ月間、SL研実験サービスサイト「サイバートライアル」で試験的に提供、ユーザーからのフィードバックを商用化に活かしたい考え。サイトには電子透かしが埋め込まれた画像とPC対応の読み取りソフト、iアプリが用意される。対応する携帯電話は、FOMA P2102V、N2701およびN504iS/P504iS/F504iS。 サイバースカッシュの試用は事前登録が必要。先着1000名には電子透かし入りネームカード「スカッシュカード」のPDFファイルが無料で提供される。 関連記事 “絵”に携帯カメラで読みとれる情報を入れ込む〜共同印刷 URLやバーコードの読み取りに利用されるようになった携帯電話のカメラで、今度は“絵”そのものに埋め込まれた情報を読み取る。共同印刷は、電子透かし技術を応用して、絵に情報を埋め込むことを可能にした。 関連リンク ニュースリリース [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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