「WIRELESS JAPAN 2003」、各キャリアの見どころは7月16日から18日にかけて東京ビッグサイトで開催される展示会「WIRELESS JAPAN 2003」。今後発売される端末に「見て触れられる」チャンスだ。
ワイヤレス専門の展示会「WIRELESS JAPAN 2003」が、7月16日から18日にかけて東京ビッグサイトで開催される。通信キャリアではNTTドコモ、au、J-フォン、DDIポケットがブースを構え、それぞれ趣向を凝らした展示を行う。ここでは各キャリアの見どころに注目してみた。
ドコモブースでは、今後発売予定の「P505i」を含む505iシリーズ全モデルをはじめ、18日発売のNEC製テレビ電話対応FOMA「N2102V」、既に発売開始された富士通製テレビ電話対応FOMA「F2102V」、富士通製のPCカード型FOMA「F2402」などを展示。いずれも来場者が実際に手にとって操作感を確かめられるコーナーを設けるという。 ブース内には車が展示され、携帯電話との連携で車を離れたときに起こった異常を知らせるデモも実施される。「鍵の閉め忘れやライトのオン/オフなどの異常を携帯電話に知らせる」(ドコモ広報)。 ステージでは、ソリューションの導入事例や新端末開発秘話などをワークショップ形式で紹介。腕時計型PHS「WRISTOMO」を開発した入鹿山剛堂氏も登場予定だ。 ドコモのWIRELESS JAPAN案内サイトでは、事前にアンケートに答えて二次元バーコードを入手すると、会場でプレゼントがもらえる企画を実施している。
auは、今後発売予定の「A5306ST」「A1303SA」を含む全夏モデルに加え(特集記事参照)、8月上旬発売予定の東芝製「A1304T」や京セラ製「A1401K」(7月8日の記事参照)、新色が追加されたソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「A5402S」(7月15日の記事参照)も展示。いずれもタッチ&トライが可能で、注目が集まる。ビジネスシヨウに出展され好評だった新コンセプトモデル「talby」(5月20日の記事参照)も登場するという。 ほかにも「着うた」「EZアプリ」などの新コンテンツをはじめ、BREW技術や通信モジュール、ボイスエージェント、モバイルコマースなどを利用した各種ソリューションを紹介。実証用に開発された試験機による地上デジタル放送とモバイル通信の連携サービスのデモも実施される。 なお、BREW関連についてはクアルコムブースでもデモが行われる(7月14日の記事参照)。KDDIブースの詳細やワークショッププログラムは同社サイトに掲載されている。
J-フォンは、10月1日のボーダフォンへのブランド移行(5月27日の記事参照)を前面に押し出したブース展開になるという。 出展内容は5月に開催されたビジネスシヨウ(5月20日の記事参照)とほぼ同じというが、秋にも本格展開すると見られる3Gサービス「Vodafone Global Standard」について「サービスや特徴について、出せる範囲の情報を出してアピールする」(J-フォン広報)という。 端末のタッチ&トライは、フラッグシップモデルの「J-SH53」を中心に展開するといい、都内などで発売開始された東芝製の「J-T010」「J-D08」は「ショーケース内での展示」(J-フォン広報)になるという。8月上旬発売予定のマルチ写メール対応端末「J-SA06」(7月8日の記事参照)も「今回は展示されない」といい、見送られる模様だ。
DDIポケットは、企業向けに提供開始した「H"VirtualOffice」を中心としたデモを実施。サービス概要や各サービスの詳細をセミナー形式で紹介する。 PHS端末の小型化や、基地局の大容量化についての取り組みも紹介予定。PCカード/CFカード/SDカード型などの小型PHS端末や組み込み型端末を使った用途提案を、各種デバイスを使ってデモンストレーションする。 また、さらなるデータ通信の高速化をにらんで開発中の、基地局周りの技術についても解説するという。 関連リンクWIRELESS JAPAN 2003 [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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