Mobile:NEWS 2003年7月18日 06:25 PM 更新

「P505i」をドコモブースでチェック〜WIRELESS JAPAN 2003

いまだ発売日未定の「P505i」がWIRELESS JAPAN 2003に参考出展された。「撮ったあとを楽しむ」ユニークな機能が搭載されている。

 WIRELESS JAPAN 2003のドコモブースとパナソニック モバイルコミュニケーションズブースには、発売が待たれる「P505i」(4月8日の記事参照)が参考出展されていた。

 P505iの特徴は、進化したワンプッシュオープンボタン。電話がかかってくるとヒンジ部のボタンが青く光って着信を通知、ボタンを押せば端末が開いて通話できる仕組みだ。あらかじめ設定しておけば、開いたときに発話ボタンを押すことなく通話を始めることも可能だ。


開発表明時のスペックではF505iと並んで最も薄い21ミリ。ドコモの505iサイトのキャッチフレーズには「スマートボディで驚きを」と記載されており「発表時に最薄になるのでは」と期待してしまう。ワンプッシュオープンボタンの周りには透明な素材が使われ、着信時に青く光る。暗い場所などでもすぐ通話に持ち込めるだろう

顔のパーツを自動認識して画像加工

 P505iは、内側と背面に31万画素CCDを搭載したツインカメラ構成。メガピクセル搭載端末が目立つ中にあってこの端末が重視したのは、素早いカメラ起動と撮ったあとのコミュニケーションだと営業企画グループの野村幸司氏。「カメラは約1秒で起動する。写真をもっとコミュニケーションに使ってもらえるよう、画像加工の機能もがんばった」。

 例えば「チャーミーフェース」。アップで撮った顔写真にさまざまな表情を施せるこの機能は、端末が写真の目や鼻、口の位置を自動認識して加工する。ユーザーは「にっこり」「にやり」など14種の表情を選ぶだけでいい。

 マジックスタンプも顔のパーツの自動認識を生かしたものだ。「ティアラのスタンプを選べば、端末上で位置を指定しなくても、頭の上にレイアウトされる」。


チャーミーフェースのメニューと加工後の写真


「スタンプシャワー」機能は、好きなアイコンを枠にしたり、写真をアイコンで埋め尽くしたりできる

 なお、当初搭載される予定だったバーコード読み取りの機能は見送られたという。



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[後藤祥子, ITmedia]

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