ケータイ技術研究所
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機種名 | 液晶サイズ(インチ) | 色数 | 駆動方式 |
D505i | 2.2 | 26万2144色 | TFD |
SO505i | 2.2 | 26万2144色 | TFT |
SH505i | 2.4 | 26万2144色 | TFT |
N505i | 2.4 | 26万2144色 | TFT |
F505i | 2.2 | 26万2144色 | TFT |
P505i | 2.2 | 6万5536色 | TFT |
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503iSよりは輝度向上。ただし504iよりは暗く
測定の結果は以下のグラフの通りだ。最も明るかったのは「SH505i」で174Cd/m2。最も暗かったのは「N505i」で68Cd/m2だ。
D505i | SO505i | SH505i | N505i | F505i | P505i | |
白(最大輝度) | 136.7 | 79.8 | 174.1 | 68.8 | 100.6 | 122.5 |
黒(最小輝度) | 1.4 | 1.9 | 1.1 | 0.9 | 1.2 | 0.6 |
コントラスト比 | 101 | 43 | 154 | 78 | 84 | 217 |
機種 | 明るさ(Cd/m2) |
N504i | 77.6 |
P504i | 208.0 |
SO504i | 182.9 |
D504i | 130.5 |
F504i | 88.9 |
SH251i | 150.6 |
D251i | 152.4 |
F251i | 75.9 |
1年前に測定した503iSシリーズの液晶輝度データ(2002年5月の記事参照)と比較すると、全体に輝度は増した。当時は50Cd/m2を超えるディスプレイはまだ希だった。
ただし、504i当時と比べると、多少明るさを抑えた感もある。「iモードスタイル」が2002年11月号で掲載したデータによると、多くの機種が100Cd/m2を超え、「P504i」などは200Cd/m2を超えていた。
503iシリーズに比べると、全体に多少輝度が向上。ただし504iシリーズからは全体に多少暗くなった。これが液晶のQVGA化に伴うものかどうかは不明だが、少なくとも消費電力と輝度向上の間でバランスを取るのに苦しんでいるのは見て取れる。
例えば、従来解像度の液晶と比較しても輝度の高いSH505iでは、最大輝度ではなく中程度の輝度(16段階中、14)を出荷時の設定としている。基本的に輝度を上げるためにはバックライトの光量を増やせばよく、消費電力の増大にどう対処するかがメーカーの腕の見せ所。多機能化された505iでは、バックライトに回せる電力が減ってしまったとも考えられる。
なお、コントラスト比で見ると、SH505iが157.7、P505iが217と高い値を出している。SO505iについては42.8と振るわなかった。
輝度ムラにもかなりの差
今回は参考として輝度ムラも測定してみた。SO505i、SH505i、N505iは輝度ムラが少ない。対して、D505i、F505i、P505iでは意外とムラが見られた。
[斎藤健二, ITmedia]
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