総務省、携帯の出会いサイト閲覧制限に乗り出す総務省は、来年度予算にモバイルフィルタリング関連の枠を設け、携帯電話の出会いサイト閲覧制限を強化したい考えだ。
総務省は、事件の多発から対応が望まれる携帯電話の出会い系サイトについて、閲覧制限の方法について検討を進める方針だ。 2004年度にはモバイルフィルタリング関連の予算を用意、通信キャリアやインターネット協会などと連携して、出会い系サイトの閲覧基準の策定や端末側への閲覧制限機能の搭載を進めたい考え(7月7日の記事参照)。 携帯電話の出会い系サイトは、児童が巻き込まれる犯罪が多発していることから、早急な対策が望まれている。6月6日には出会い系サイト規制法が成立、児童、大人、サイト運営者に対して規制が設けられた。 一方で、「安易なアクセス制限がビジネスチャンスを奪う」など(4月15日の記事参照)、慎重な対応を望む声がコンテンツ事業者側からは挙がっている。 関連記事 出会い系サイト規制法が成立〜違反者には懲役、罰金も 未成年相手の援助交際や児童買春が問題視される中、出会い系サイト規制法が可決された。サイト運営者には未成年が利用できないことの明示と年齢確認が義務づけられ、違反者には懲役または罰金も 携帯の出会い系サイト、法的規制の動き 警察庁は2月6日、未成年の「出会い系サイト」利用に関する法的規制のありかたについて、民間からの意見を取り入れた提言をまとめた。2−3月をめどに最終案を作成、国会に提出される 「出会い系サイト」にアクセス制限〜各キャリアが打ち出す 「出会い系サイト」を巡る問題に対応するため、ドコモ、au、J-フォン、ツーカーはWebアクセスへの制限機能を提供する予定だ。しかし、制限範囲については各社異なる。キャリアのサイトのみの閲覧を許可するキャリアから、一般サイトへのアクセスも一部認めるキャリアまでさまざまだ キャリアの安易なアクセス制限に批判 「出会い系サイト」対策を大義名分として、一般サイトすべてへのアクセスを制限するのは行き過ぎ──。コンテンツ事業者などから、こうした批判の声が上がっている。選択肢の少ないアクセス制限は、将来のビジネスの芽を潰してしまう可能性もある [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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